「夫婦夫婦」を含む小説

昭和もヒトケタの時代、東京府の下谷区。 新婚夫婦が持ってきた、それぞれの茶碗。 「彼等」は夫婦茶碗ではなくとも、何時も一緒。 あるときは仲良く台所の戸棚の中から、 またあるときは…

あの人から手紙が届いた。 その手紙の中身から、 私は子供と一緒にある場所に向かった。 この物語はフィクションです。 実在する人物、団体、事件などには関与していません。

晩秋の深夜、残業を終えて帰ってきた聡司が家のチャイムを押すと――何の変化も訪れなかった。普段ならば、妻の佳奈恵が出迎えてくれるはずなのに……。 不安に思った聡司は、自分の家にこっ…

一線を退いた彼は、都心から離れた閑静な場所に居を構えのんびり暮らしていた――そんなある日、彼の下に招かれざる客が現れる。 ＲＡＹが送る、騒音をテーマにしたショートストーリー。 …

結婚を前提に付き合っていた彼女へのプロポーズ後の日曜日。奏太が誘われたのは想定外の場所だった。 百人一首アンソロジー「さくやこのはな」参加作品▷（http://sakuyako…

片想いだった綺麗な彼女と結婚できた。でも彼女はその前に年下男に失恋していて…。そして彼女が夫に選んだのは、目の前にいる同僚で『平凡男子』の僕だった。いつも女の子からは対象外の男な…

ある時から急に付き合いの悪くなった友人。 久しぶりに二人で居酒屋へと行った際に友人が妙なことを言い、家へと『私』を誘う。 彼の家へと辿りついた私に彼の奥さんが出迎えてくれた。…

意外な言葉に思わず眉をしかめる。 隣にいる妾候補はプイとそっぽを向いて何も言わない。 なんとはなしにその仕草に興を削がれ、また原因を作った正妻にも非難がましく言葉を紡ぐ。

ジャージが仕事着の彼。幼稚園の先生。 洗濯するのは、妻。わたし。 今日も彼のジャージのポケットには、ドラマが入っていた。

ヴィクトリア朝辺りのロンドンを舞台に。 夫が出征した。取り残された妻の、ある夜の決意。

彼らを救うのは……？

妻は本州最北端の小さな街で生まれて育った。 夫と言えば九州で生まれ育った。 2人の専らの楽しみは回転寿司店に行くことだった。

父はいない。母もいない。弟も、どこかへ行ってしまった。私だけが、この家に取り残された。私だけが、どこにも行けない。 でも、今は、木崎がいる。 ――国民的作家だった故島田仁の娘で…

初詣に出掛けたボクは「二人」に出会いました。 二人は近くに住む夫婦で年齢は８０歳を超えています。 ただ、正直なところ、二人には出会いたくありませんでした。 なぜなら、二人は――…

本当は歴史探訪がしたいのに―――そう願う私の意向を無視しまくり、己の興味が赴くままに鉄道旅に突っ走る我が夫。しかも一人で旅行すればいいのに妻の私まで巻き込んで・・・そんな凸凹夫婦…

・シナリオ、脚本形式です。 ・仕組んだのはどっちだ？勇気を出して好きな人に尽くすことになった少女、恋を動かして、学校中を巻き込む騒動を起こして恋を成就させていくふわふわの学園ラブ…

二人が出会って恋をして 結婚して夫婦になりました。 特別な日。 特別なことが何もない日。 何年経っても変わらない想い。 積み重ねた時間の分だけ 考え方も似てくるみた…

　拡張現実によるネットワーク整備と、コンタクトレンズタイプの網膜走査型ディスプレイ、通称(レンズ)が普及した近未来の東京。 　仮想ショッピングモールのセール管理を生業とする加賀洋…

かつて人気女子アナとして名を馳せていた『葉月アンナ』。 だが、彼女は人気俳優の『葉月レン』と結婚し、アナウンサーを引退してしまった。 次第に元気を失っていった彼女に、夫であるレン…

それぞれの主人公が体験する、ちょっと不思議な恋物語…… アムール・エトランジュ、第2章。 始まり始まり。 ※アムール・エトランジュPART１もございます(*^_^*)