自由気ままな鉄ヲタ夫と振り回される歴女妻、凸凹夫婦の珍道中記 乾小路烏魅
本当は歴史探訪がしたいのに―――そう願う私の意向を無視しまくり、己の興味が赴くままに鉄道旅に突っ走る我が夫。しかも一人で旅行すればいいのに妻の私まで巻き込んで・・・そんな凸凹夫婦の珍道中、ぜひともお楽しみ下さい。
北海道編(15話まで)および九州編(16話~62話まで)完結しております。
(なお北海道編は2012年、九州編は2013年の情報となります。何卒ご了承くださいませ)
目次
連載中 全62話
更新
- 第1話 プロローグ・つくばエクスプレス編
- 第2話 寝台特急カシオペア乗車編
- 第3話 寝台特急カシオペア車内探検編
- 第4話 寝台特急カシオペア北海道上陸編
- 第5話 小樽のスープカレー編
- 第6話 小樽の鰊御殿編
- 第7話 スーパー北斗2号編
- 第8話 江差の開陽丸編
- 第9話 江差の鰊蕎麦編
- 第10話 江差の鰊御殿と土方歳三嘆きの松編
- 第11話 函館市場の海鮮丼編
- 第12話 恐怖の五稜郭タワー編
- 第13話 函館山展望台の悲劇編
- 第14話 五島軒衝撃の事実編
- 第15話 函館・一本木関門への道編
- 第16話 新幹線にて九州初上陸~4時間かかったぞ編
- 第17話 九州上陸、小倉から門司港へ編
- 第18話 念願のシーフード焼きカレー編
- 第19話 ノーマルシーフードカレーVSふくカレー編
- 第20話 トロッコ列車・潮風号の行き先は?編
- 第21話 古戦場・壇ノ浦&巌流島編
- 第22話 九州鉄道記念館編
- 第23話 九州縦断特急旅~新幹線『さくら』編
- 第24話 九州縦断特急旅~特急『くまかわ』乗車編
- 第25話 九州縦断特急旅~特急『くまかわ』運行編
- 第26話 九州縦断特急旅~特急『いさぶろう・しんぺい』乗車編
- 第27話 九州縦断特急旅~麗しの撮り鉄乙女と美風景編
- 第28話 日本三大車窓・えびの盆地編
- 第29話 その発泡酒の名は『薩摩ゴールド』編
- 第30話 鹿児島の『ざぼんラーメン』編
- 第31話 九州縦断特急旅~特急『指宿のたまて箱』編
- 第32話 は~るばる来たぜ、指宿へ~♪編
- 第33話 指宿温泉の砂かけ姐さん編
- 第34話 指宿砂蒸し風呂の入り心地は?編
- 第35話 指宿温泉の強すぎる効能編
- 第36話 野菜盛りだくさんすぎる夕飯編
- 第37話 鹿児島から車でひたすら北上編
- 第38話 阿蘇の山奥の行列店編
- 第39話 お肉山盛りあか牛丼♪編
- 第40話 いざ別府、地獄巡り開始編
- 第41話 青くなってしまったお金の理由は?編
- 第42話 あな恐ろしや、坊主地獄編
- 第43話 いと美しき、海地獄編
- 第44話 隣の部屋の名は『やまなみ』・・・編
- 第45話 ヲタクは死んでも治らない!編
- 第46話 高千穂峡・真名井の滝編
- 第47話 高千穂峡・多種多様な奇岩編
- 第48話 ご当地ぷっちょ・晩白柚味との邂逅編
- 第49話 ご当地ぷっちょ・旦那のロックオン編
- 第50話 ご当地ぷっちょ・30分で一本喰い編
- 第51話 魅惑の御宿・竹ふえ到着編
- 第52話 魅惑の御宿・竹ふえチェックイン編
- 第53話 魅惑の御宿・竹ふえ美丈庵室内編
- 第54話 魅惑の御宿・竹ふえ貸切露天風呂編
- 第55話 魅惑の御宿・竹ふえ部屋付き露天風呂編
- 第56話 魅惑の御宿・竹ふえ露天風呂に魅入られた旦那編
- 第57話 魅惑の御宿・竹ふえやっぱり脱衣所は露天風呂の横に・・・編
- 第58話 魅惑の御宿・竹ふえ『ご汁』とはなんぞや?編
- 第59話 魅惑の御宿・竹ふえ裸踊りはやめて(涙)編
- 第60話 魅惑の御宿・竹ふえ名物に美味いものあり!編
- 第61話 いざ、熊本城!編
- 第62話 もう一度来なけりゃ収まらないぞ、九州!編
おすすめレビュー
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★★★ Excellent!!!
たのしい珍道中に、笑い満載! kokekko
ぷっちょの食欲大魔神化!は楽しい表現です🎵次々口に入れる旦那さんを想像すると、漫画の様です☺
「 トイレと判っているドアを何度も開閉して何が楽しいのだろうか? 」は笑いました😃
旅の参考になる情報が満載!
『五島軒』の「どうすんべ」に思わず笑いました😆
★★★ Excellent!!!
歴史オタ×鉄道オタの夫婦が送る呉越同舟(?)の国内旅行日誌。 星村哲生
一般に旅行の醍醐味は数あれど、オタクの視点で見る観光地はことさらに面白く感じます。
特に奥さんが歴史好き、旦那さんが鉄道、それも寝台特急など限定発着便が大好きとなると旅の模様はどうなるのか?
読者側からすれば、お互いに見るべきものが違うことからくる、セレンディピティを満喫できます。
ところが当事者、特に旦那さんの言動に振り回される奥さんの気苦労たるや。
倍率が高すぎるチケットを買いに行かされたり、運転席の真後ろに密接している旦那さんたちを白い目で見たり、自作すれば低コストで済むであろうお土産で散財して、その総額にげんなりさせられたり。
『興味のベクトルが違うと互いに無関心』と言われる各ジャンルのオタクですが、ここまで相手の趣味に無関心になれるものか? という夫婦エッセイのテイストも豊富。
特に近藤勇局長の聖地『流山おおたかの森』を失念してほぞを噛み、魂の慟哭をあげる作者さん――――心中お察します(合掌)。