「いまから」を含む小説

二つの交わらない人たちの対談がいま…！？

紅い月が怪しく煌く夜、決まって僕は悪魔に襲われる。 その度に彼女に守られてきた僕は、いま、７度目の邂逅を迎える――

「20歳までに童貞を卒業しような！」 灰田と親友の太一は高校の卒業式の日にそう誓い合った。 あれから三年が経った。 二人はいまでも同じ学校に通う親友であり、それは変わ…

人は幻覚と真実の区別が難しい、未来のMMORPGは異世界生活さえ実現するでしょう。もしあの時一番人気を誇るゲームはエフェス・レ・メア百年戦争なら、きっとそれはリアルよりも真実、そ…

異世界に転生したい！ そんな夢のような夢が願ってもみない形で叶ってしまった俺。 海馬 拓人（かいま たくと）は言語も何もかもが違う世界で牢屋から始まる異世界生活を 歩み始めること…

★カクヨム三周年記念選手権、応援賞４位作品★ こんな妹がいたら世界は救われるのではないだろうか・・・そんな思いで書きました。

安曇理工科大学に通う大学生、大学院生たちのお話です。 基本的には短編集。 以下、注意事項いくつか。 ※中嶌の学年を基準にエピソードをまとめていますが、時系列バラバラで書いていっ…

いまの仕事に疲れ、部署異動を申し出、無事受理された男が、それまで自粛せざるを得なかったカップ麺に湯を注いだ。 その麺が出来上がるまでの３分間。

新世紀の幕開けとともに落ちてきた隕石によって東京は壊滅、隕石から溢れ出た謎の霧によって外部から隔絶された。 それから４０年。２０４１年になっても、隔絶されたままの東京は独自の変…

限界しりとりとは、持ち時間があるなかで行う、文字数縛りしりとりである。 大きい数を答えるには知識が、小さい数を引くには運が必要となる。 いま、互いの知識と運が試される！ KAC…

小栗家の茶の間は風雲急を告げていた。 長男の嫁・信子（４０）が頭を打ち付けた際、前世では異世界の男爵令嬢であったことを思い出したのだ。 しかも、王太子との恋がもうちょっとで現実に…

物事にはちゃーんとルールが決まっています。 え？どうして？何で？いまがチャンスじゃん？ そう思ったとしても、勝手なことをしてはいけません。 最初っから終わりまで、ちゃーんとル…

どうぞ好きなsideからお読みください 「嗚呼、恋とはかくも温かいものであったのか。ごめんよ、恋心。『愛は真心、恋は下心』なぞとしたり顔で嘯いていた過去の自分を一緒に殴ろう。怯…

「隕石を食べると幸せになれるんだって」淡い思いを寄せる彼女のその言葉に、少年はいま──！走り出す──！ カクヨム3周年記念選手権「シチュエーションラブコメ」参加作品。

ぼくはいま、ギロチンにかけられようとしていた。ぼくの好きな、ぼくの幼なじみの、ぼくの殺した独裁者の娘の手によって。そしてギロチンの刃の下で、ぼくは彼女に恋を打ち明けた。

いつもひとりでいるクールな柘植君に恋をした蓼沼さん。 あの手この手で彼にアプローチしますが、かわされてしまう日々。 そんなある日、蓼沼さんは有力情報をゲットします。どうやらいま…

僕は、ある少年と出逢った。それからの毎日は色々とあった。こんな僕から、あの子は離れていくだろうと心構えていたのに、そんなことはなく、逆に僕の気持ちを汲み取って信じ続けてくれた・・…

　ふたりがけのシートが向かい合っているボックス席に、ぼくはひとりで腰掛けていた。 　車窓は夕焼けを切り取っていた。もしかすると朝焼けなのかもしれなかった。黄金に朱を流しこんだかの…

幼馴染は随分変わってしまった。そんな彼へ、私は接し方を間違えた。いまこの瞬間で人生をはかるなら、最高に不幸だ。

ホテルドッピオ　そのホテルには奇妙な噂があった。 ２番目の自分に会える、奇妙な部屋があるという噂が。 落ちぶれた小説家の僕は、再起をかけ、その部屋を訪れるのだった。