「花は…」を含む小説

【トーチリリー】赤いトーチのような形をしている花を指す。別名トリトマ、シャグマユリ。 花言葉は「恋する辛さ、あなたを想うと胸が痛む」 詩子は小さい頃から不思議な泡が見えていた。…

第一回さいかわ卯月賞の開催、誠におめでとうございます。記念すべき第一回に花を添えたかったのですが、私にはおじさんを添えることしかできませんでした。 （縦組みを意識して書いておりま…

友人の見舞いに行った僕は、往来で出会った美しい女性に一目惚れする。ひと月後、死んだと思われた彼女と九段坂で再会する。果たして彼女は幻なのか。

第2回カクヨム短歌・俳句コンテストに参加してみました。 20首連作、楽しかったー。 4000年くらい未来の話。読んでいただけると嬉しいです。

　日本昔話風の、短時間でサラッと読める創作童話です。 　毎話、ちょっと変わった猫が登場します！　猫は人に花を持たせる立場ですが、話の中心は領主や庶民等になります。 　ちなみに、…

入道雲が青いそらに湧き上がる。蝉の声、 カンナの花、白壁の竹林の中、忽然と姿を 現した昏い屋敷には『忌中』の文字が。 あの奇妙な体験は何だったのか。 【櫻岾】『法照寺…

両者の想いが連なる少し切ない恋愛短編物語

当時１２歳だった「僕」は倉庫の中で起動していない有機アンドロイドの少女を発見する。起動させた有機アンドロイドに魅せられた「僕」は彼女の所へ通い始めるが・・・。 ３００年後の世界…

酒や料理に詳しい嘉穂と、恋も失恋も多い美月、真面目だけど不器用な新社会人の貴美。 たまたま居酒屋で出会った三人が、今夜も美味しい料理や美味い酒を堪能しながら、他愛のないお喋りに花…

めでたく泉鏡花の弟子となった寺木君は、師匠の変った性癖に疑問を持ち始める。そんな時、尼寺で殺人事件が起こる。

メルカトール子爵家の姉妹は城郭都市ウェス・アドニスの中で『アドニスの二輪花』と呼ばれる程の美貌を持ち、多くの人を魅了していた。 しかし姉のシスティナは年に一度の祭りで婚約者であ…

〇どんな話か 海を隔てた遠い島国「恒和国」に憧れるマグノリアは、結婚から逃げて恒和国にやってきた。そこで出会った若い武士との交流で、恒和国で生きていきたいと思うようになる。恋を知…

２作に渡ってご出演頂いていた加賀谷さん家の次男坊をどうにか幸せにしたいと思い立ちました。 １０年放置してご免よ。 当て馬にさせられたり、一人だけカップル未成立だったり、不遇の時代…

　オカルトアイドル|真砂琉花《まさごるか》より依頼を受けた僕は、ネット上で噂される都市伝説『闇からの囁き』に遭遇する事になる。 　配信中に自殺した会社員の女性を皮切りに連鎖してい…

かつて社長令嬢として穏やかに暮らしていた秋月すみれ しかし両親の事故死をきっかけに、金持ちの社長である雪彦のもとで使用人として働きながら 生活をしていた かつて雪彦を、両親は世話…

第二次世界大戦末期。小型戦闘機「回風」の試験飛行士である鈴谷は、開発者の小山田から「回風」が特攻機へと転換されることを知らされる。小山田の苦悩を知った鈴谷の決断は…… ・この作品…

菖蒲は残酷な女学生。 彼女に密かに思いを寄せるあつみは共に花抓みに出かけるが……。

あやかしの国「阿の国」。北の領を統治する鬼伯（鬼の王）の息子である碧霧は、ある日、紫月という名の女の子と出会う。二つ鬼と一つ鬼、それぞれ訳ありな二人は、お互いの素性を隠したまま、…

王の側近であり、騎士団長にして公爵家当主のヴァレリオは、傷痕のあるその厳つい顔から凶悪騎士団長と呼ばれ、高い地位とは裏腹に嫁探しに難航していた。 打診をしては断られ、顔合わせにさ…

山暮らしの源は、偶然行き会った女を娶る。妻は時折「花を摘む」といって出て行くが、花を持ち帰りはしない。気になるが詮索すまいとする源は、ある晩、恐ろしい夢を見る。 ※「円城塔賞」…