概要
おじさんを愛するすべての人たちへ…
第一回さいかわ卯月賞の開催、誠におめでとうございます。記念すべき第一回に花を添えたかったのですが、私にはおじさんを添えることしかできませんでした。
(縦組みを意識して書いております。読みにくかったら、ごめんなさい)
(縦組みを意識して書いております。読みにくかったら、ごめんなさい)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!言葉を失い、嫉妬する名作短編
花のように咲く「おじさん」と青年の交流が淡々とした筆致で描かれた短編です。
誤解を恐れずに言えば、どんでん返しや大きなヤマ場があるわけではなく淡々と流れます。
まるで春の空気のように。
でも、この作品を読まれた方は全員間違いなく言葉を失い、人によっては嫉妬します。
私のように。
その発想と完成度のあまりの高さに。
ドラマのように鮮明に映像が浮かぶ文章。
おじさんと言う、飄々としたそれでいて深い言葉を話すキャラクターも魅力。
何かを訴える訳では無い。
でも、一度読むと忘れられない。
フッと作品に対してアレコレ意味を解釈しようとしてしまう。
この作品は発想、キャラクター、文章表現のどれかが…続きを読む