「ディストピア」を含む小説

　雪はもう10年やんでいない。 　終わりゆく世界に生きる、私《なばな》と、はる。 　変わらない風景。 　変わらない気温。 　変わらない、日常。 　——変わらずにいてくれる、は…

毎日、同じ学校の生徒を焼いて埋葬し、だらだらと時間を潰すだけの高校生活。 待っているのは死だけ。救いはない。いやオレたち以外＝日本の外の連中は助かるだろう。 取り残されたオレたち…

この設定はフリー素材です。どなたでもご自由にお使いください。 BL・GL要素が入っても一向に構いません。 設定の改変も構いません。例えば、『学園』は男子校女子校に分かれてると書い…

Killer SS外伝――Ｓ級殺し屋のサトルと、相棒のイブキ。次のターゲットは同じ殺し屋。階級が下の相手を殺すのに躊躇するサトルだが、イブキの説得で仕事に着手した。二丁の拳銃と、…

　終末の世に秩序を打ち立てんとした伝説の総裁・錦戸しげるが『文明の非協力者』と指弾した『灰色の町』。 　そこは、終末の道理をとことんまで弁えた悪党たちと、終末に取り残されようとす…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330667222479418 〈概要〉 「…

もしもこんな理不尽な法律があったら、あるいはもしもこんな奇妙な制度があったらという発想で書いたオムニバスです。一話完結ですので気楽にお楽しみください。

人間だけの世界が終わって１２０年後の未来――西暦２１３４年。地球外知性〈異形体〉の侵略を受けた人類は、異種との共生を余儀なくされていた。 ホモ・ペルフェクトゥス――新人類たる青年…

世界は滅びに向かっている。それなのにまだ戦争は終わらない。 そんな人間たちを見捨てた青年との出会いから始まる、 滅亡と再生のための、静かな、静かなSF小説。 2017年にイベン…

人類が地球から遠く離れた恒星系に植民し、企業統治国家体制を敷いて千年。資源を求めるパンスラヴ社は豊富な資源を持つ「六連星」を実効支配すべく、リーバイ社を足がかりに国粋公社へ手を伸…

人類がAIを開発し始めてから今に至るまで研究を重ねていき、現在は人類をも凌駕する知能を持つAIが誕生する寸前まで来ている。 AIにとって人類とは何者か。 また、人類にとってAIと…

AIが統治する日本は、理想の最適化社会か、それとも低劣な人間牧場か。人生ごっこをやめて本当の人生を手に入れたい男が、巨大な日本に１人立ち向かう！　日本民主主義人民共和国建国間近？！

　お別れ会、小学校六年生のほとんどと『お別れ』する日の前日の放課後。 　小学校五年生の僕は居住区へ帰ろうとしてアキコ姉に出会う。アキコ姉は明日でお別れを迎える六年生の一人だった。…

※「りんご飴」「秋」「祭」を3つを題にする企画で書いた短編です。 限られた者にしか繋げない、正しい「世界」を取り戻すために立ち上がった。主人公。それを導く女の蛇神さま。 勝利…

　勇者は進む。 　その果に何かがあると信じて。 　勇者は進む。 　己の生涯に何かの意味があると信じて。 　勇者は進む。 　正も邪もわからず、ただただ進む。 　その背中越しの…

　東京郊外に忘れ去られていた一世紀前の高層住宅街。制御を失った街の治安維持システムを停止させようと計画したメル・アイヴィーと水城ハル。きっかけは大人たちの意思決定に対するささやか…

◆大雑把なあらすじ◆ 世界はノアの方舟と伝えられる事件があって一度滅び、いくつもの時代が進むにつれて大陸も消え、海ばかりになっていた。発掘されたエンジンから内燃機関だけが再現され…

人間的に、物理的に、文明的に、とりあえず何らか荒廃した世界を歩くだけの恋物語。 きっと最期は二人だけ。さあ、世界を壊しに行こう。 ↓ここから作者※ 気の赴くまま、気が向いただけ…

人類が月、火星まで進出して数百年、人類文明は絶頂期を迎えていた。 常に連絡を取り合って、更なる繁栄のために手を繋いで日夜進んでいた。 火星は孤独ではなかった。 だが、ついにその日…

隕石の襲来により滅亡寸前に追い込まれた人類は、種の保全の為、若者たちにコールドスリープで時を越えさせる。そこから目覚めたゼフィロスは、変わり果てた地上に降り立ち、そこで、蜂の姿を…