概要
宇宙戦争×茶道×囲碁×スラヴ民族×言語学÷社畜=未来風刺小説!
人類が地球から遠く離れた恒星系に植民し、企業統治国家体制を敷いて千年。資源を求めるパンスラヴ社は豊富な資源を持つ「六連星」を実効支配すべく、リーバイ社を足がかりに国粋公社へ手を伸ばそうとしていた。国粋公社軍部局に勤務するシュウサクは下級戦闘員として戦闘任務に従事しながら、命がけで昇進を目指す。一方、パンスラヴ社開拓省に勤務するスロヴィオは国粋公社の吸収合併に向けた折衝業務に携わりながらも、終わりのないタスクと責任から一刻も早く解放されることを願っていた。パンスラヴ社による企業統合の提案によって百年に及ぶ緊張関係から一転、両社は対話に向けて動き出すが……。会社組織の思惑に翻弄されながらも「自己実現」に向けて奮闘する二人の物語。
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