「死骸」を含む小説

書きかけのまま死骸になった小説の供養。 1700文字の小さな恋の話です。

何が書いてあるかわからないが確実にゴキブリに対して暴力が振るわれる。当然なのかもしれない。死体をもののように食べることもまた、それがゴキブリであるなら、仕方がない。でも、加熱はし…

堅く、茶色い土がむき出しになった地面に転がる、三羽の鳥。そうしたのは、少年と共にいるモンスターツリーだった。幸せの青い鳥を探しにでたはずだったのに。

「怪談狩り」シリーズ全5作、大好評発売中！！ 作品詳細： https://kakuyomu.jp/special/entry/kaidan2018 『怪談狩り　市朗百物語』中山…

異世界からの精霊の流入、続く神魔の介入・・・世界は滅びた。 人類を救ったのは、隠れ住んでいた妖精。 人類は、妖精の助けを借りて、都市に結界を張り・・・結界都市に身を潜め、その種を…

【第6回フリーワンライ】 ひとでなしの○○（○○は変換可能） 天窓 蝉の死骸 兄弟 分厚い教典 ＊ワンライ用

聖なるクリスマス。 去年は異形の化け物と戦った。 不可解な怪物に犯され、浸食される世界。 荒廃する世界に神は降りない。 敵の死骸から造られた〝陵〟(みささぎ)と呼ばれ…

　病で死期の近づいた師匠の代わりに、俺は公爵家の御前試合に出ることになった。そこで俺は双子の姫君に出会う。一抱えもある黄金を絞ってやっと一滴とれる黄金の水で産湯を使ったという姫た…

時は建歴（１２１０）の頃、京の鴨川の河原で懐に犬の死骸を入れている若い男のことが噂になった。だが、高僧が会いに行くと懐から覗いているのは噂とは違い犬ではなかった……

　予てから自主制作で交友のあったアニメーターY。半ばゴミ屋敷と化したそこに住むYの元を、今日も今日とて無目的に訪れる僕。しかしてそこに広がっていたものは、小蝿と蛆の死骸に塗れた地…

西暦２１２８年。 世界が生んだ毒、星が生んだ毒とも言われる【瘴気】が大地や海を覆い尽くしてしばらく。 人はその毒から逃げるために居住を空の都市へと移した。 あらゆる生命を確実に蝕…

只の村人だった青年、彼はダンジョンの管理者から助力を求められ、墓守と成る。 葬る遺体？は４００万、毎日ダンジョンに潜る日々が始まった。 　※１月４日　１４話まで順次UP予定 　…

――・あらすじ・―― 男は気がつけば、森の中で一人佇んでいた。 身にはいつもの服といつもの愛刀、それ以外はなにも持っていない。 だが、よく見れば体が二十代の頃に戻っている？…

世界を巻き込んだ3度目の戦争の最中、一つのブレイクスルーが起きた。 一つの細胞と、新しいエネルギーの発見である。 物理原則をへし曲げる新技術の登場に、戦争はその体制を一転させた。…

ゴミは果たしてゴミなのか。 自分の常識を疑いながら、真面目に考えてみました。 結果、異世界の労働問題にも発展しました。 世界は繋がっているようです。 ※魔物の死骸を解体するシー…

　砂と岩だけが広がる荒寥の大地。 　人々はそんな厳しい世界を生き抜くために、巨大な龍の死骸を住居とした。 　照りつける太陽から逃れるために背骨を屋根とし、あばら骨の中に都市を築…

娘が亡くなった。 いや、死んだというよりも。 呪いで魔物に変えられてしまったのだ。 今朝、娘の死骸を 勇者が運んできた。

BL漫画を描いているフリーターの真由子（まゆこ）はある日、ドラッグストアーから出てきた時、女医である母親が若い男と車に乗っている姿を目撃する。

「蟻の枝」、「蝉の死骸の日記」、「これはひどい」、「ミミのしっぽ」。 「喪失」をテーマに描かれる連作短編の純文学。

　夏の縁日から帰ると間もなく、金魚がころりと死んだ。 　悲しむ幼い弟を不憫に思い、兄は家の裏にある畑にいっしょにお墓を作ってあげる。 　そのことがきっかけとなり、弟はお墓作りに没…