「SF/近未来」を含む小説

遥か昔、超能力者“DOORS”へと昇華した人類は、長い年月をかけて思想統制、警察力の強化を行い、包括的安全保障システムを作り上げた。今ではその力による弾圧が「適格者」と、潜在能力…

愛というのは二人で育てるもの、恋というのは一人で抱くものと誰かが言っていた。その点で僕は恋を育てるのが上手かった。 我々が恋愛と呼ぶ行為、いったい何なのか。僕には全く分からな…

　科学由来の夢の国――日本から独立したその地中都市では誰もが不自由なく暮らせるはずだった。労働は娯楽へと変貌し、安定した食料供給システムが空腹を排除する。生活は仮想現実によって彩…

ＳＦの短編です。 オンラインで出回った正体不明のゲームは ある「仕事」の適格者を探すための試験だった ゲーマーの「僕」はそれに合格し 多額の報酬とひきかえに、地球の裏側で「知…

戦闘補助魔機（マジット）が軍用に普及し、マジットをつかい世界各地の治安維持をするために設立された機関ビムヒイットで世界で5人しか存在しないSランカーである主人公 名取 隼（なとり…

その科学が発展した世界では、普通の日本とそう変わりない生活をしている。 町並み何かがちょいと近未来 その世界には戦闘装甲という物が広まっている (戦闘装甲) 自身の生身の体に…

　最近、友達に自主制作のゲームの話を聞いて、自分がゲームの脚本を書くとしたら…と何にするでもなくアイデアを書いていたのですが、丁度ゲームの企画がやっていたので載せてみる事にしまし…

戦争・病気・隕石衝突…　果たして滅亡の原因はそれだけなのか？ ——―新滅亡論を描く表題作『新・人類滅亡』。 閉鎖当日の図書館。司書の最後の仕事を描く『静寂』。都会の動物園。そこで…

旧車がスタンドに立ち寄るだけの話です。

――天才少年の頭脳は神（AI）を超えることができるのか？―― 西暦2026年、「VRホログラフィ」と「脳波コミュニケーション」の技術を軸に生み出された「仮想空間」は、それまでの…

大非在化という事件によって物理法則が崩壊した未来。 人々は異空間を作る技術によって生き延びて、文明を再興させていた。 旧世界の生き残りの一人、時乃琉香は、ある日科学者だった祖父が…

人類によって製造された『キャロルの子供たち』――『ヒューマノイド・ドローン』。彼ら、彼女らは、『チャペル』と呼ばれる場所で共同生活を送りつつ、その日が来るの待つ。人類のためにその…

　――異世界【禁断領域】。その現出により、ただただ破滅的だった二十三世紀の戦争は奇形へと歪んでいく――。 　東南アジアにおいて私設武装組織を率いる青年、黒峰玲は、敵を追う過程で…

内閣安全保障局、車両開発部の本田鈴鹿は日曜日の買い物に出かけた世田谷のショッピングモールで偶然マレスと居合わせる。一緒にショッピングを楽しむ二人だったが、そこでテロに巻き込まれて…

世界は未曽有の危機に瀕していた。 大人たちが戦えない世界。 戦えるのは子供たちだけ。 チルドレンソルジャーと呼ばれる少年少女たちが織り成す近未来ＳＦファンタジー。

　北太平洋上、東経180度に位置する架空の島、ハルカイリ島での少年少女のお話。 　2018年5月、ハルカイリ新島で新種のウィルスが発見された。ＧＲＫと名づけられたウィルスの猛威か…

第三次世界大戦後、悪を排斥する風潮が支配していく世の中で、それを監視する立場にいながら、どこか客観的に見ていたマリア・クラインハインツは、多くの戦争場面に遭遇していく中で、幸福と…

ゲーム制作会社の倒産によって無職となった管理職。 しかし面接やスカウト、人員の配置などの人事を担当していたため制作技術は持っていない。それどころか自社製品にあまり興味も無かった。…

大切な誰かの、懐かしい誰かの、今はもういない誰かの、そんな声を再び耳にすることで引き起こされるこの感情は、僕の記憶の痕跡に確かな色をつけていく……

短編SF。 「小説家になろう」にも投稿中。