ORIGIN180E ハルカイリ島 反乱軍編1
米坂 野麦
第1話 ●前書き●
○○ご案内○○
この小説は、作者が勝手に命名した作法で、『シナリオ小説』という種類のものです。
これを読むにあたって、ちょっとした説明をさせていただきます。
たいしたことではありませんが、「人物セリフの前の、カタカナ文字は何なんだ?」と思われる方がいるかもしれません。
これは、しゃべる人物の名前の、一番最初の一文字になっています。
ドラマや映画の台本を読まれたことのある方は、ご存知だと思いますが、シナリオの書き方に似ています。会話をシナリオ風にしたいという目的と、小説でよくある“‥が言った”という表現を、省く目的があります。
わざわざ、この書き方にする利点が分からないですか?
うーん、そこはまあ‥単なるノリというか、作者にとってはこの方が断然、書きやすいわけです。
例えば、登場人物が大勢いる時などに効果を発揮します。いちいち誰が聞いた。誰が答えた。と書くと、会話のテンポが悪くなってしまいます。
とはいっても、誰がしゃべっているかはだいたい文の中でも分かるようにはしてあります。
このORIGINには、これから本当に沢山の登場人物が出てきます。いきなり大勢でやってきて、ものすごく長々としゃべっていったりします。
作者はとっても無口な引きこもりなのですが、その反動なのか、中の人物は実におしゃべりで、押しが強くて、やりたい放題やっている感じがします。
みなさん、こんな自由で自分勝手なキャラクターが出てくる小説ですが、宜しかったらどうぞご贔屓のほど、よろしくお願いします。
そしてもう一つ、作者の小説を書くときの理念みたいな物もご紹介しておきます。
それは『創作意欲第一主義』といいます。
「書きたい」と思う気持ちを損なわない、何より自由な創作を第一に考える。
というものです。読者さんから見れば“手抜き”になるかもしれませんが…
『一切の取材をしない・技術や水準を追求しない・読み手の反応に影響されない』
この3つをモットーにしています。
商業誌では全くやってはならない作法ですが、そんなものを遵守していたら面白い話(私的にと言う意味で)など作れません。
なので、その分野の専門家さんから見れば、すごく恥ずかしい、ありえない設定がそこかしこにある事と思います。読んでいて一気に冷めてしまったら、素直にごめんなさいと言うしかありません。そこはどうぞ、皆さんもぜひ作者と同程度の“バカ“になってお読みください。
ちなみにこの作品はFC2で連載していたものを、カクヨムに移動させて掲載しています。後々こちらに全て移動するかどうかはまだ未定ですが、しばらくはどちらにも掲載していくつもりでいます。
長々と、前書き失礼いたしました。下に登場人物紹介も入れておきますので、読む際の参考にして下さい。
オリジンシリーズはとても長く続く大河小説です。気に入った小説と長く付き合いたい‥と思われる方は、是非じっくり腰を据えて連載をお楽しみください。
それでは、続きは後書きで…
○○人物紹介○○
○レイク・カジマ‥‥‥‥15歳。新島大学付属高校・理学部1年生。特待生
○ユース・ユーシャン‥‥15歳。レイクと同じクラス。特待生。ウィルス避難所・班長
○サラ・ユーシャン‥‥‥14歳。南区立中学・3年生。ユースの妹
○チェミー・リバース‥‥14歳。サラと同じ中学で幼なじみ。通称・チェリー
○ケイ・オズミ‥‥‥‥‥15歳。私立女子高校1年生。老住教授の姪
○老住 忠‥‥‥‥‥‥36歳。新島大学理学部・主任教授。
○チョース・チャン‥‥‥16歳。反乱軍・第4支部のリーダー。張一族の跡取り
○カタリナ・ボルコフ‥‥17歳。野戦病院・准看護婦。通称・ツィーニャ
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