第2話 1.避難はじめの日

 その日、新島大学理学部の建物の敷地内に、軍の大型トレーラーが止まった。

 車体の扉が開き、降りてきたのは十代や、それより下の年齢の子供たちだった。皆それぞれに大きな荷物を持っていて、車が彼らを降ろして去ると、誰の指示も無かったがぞろぞろと建物の方へ歩き出した。年上の者が小さい子供たちの世話をして、手をつないだり荷物を持ったりしている。

 トレーラーから一番先に降り立ったのは14歳の少女、サラだった。彼女は大学の建物近くまで歩いてくると、それまでかけていた携帯電話を切り、窓の方を見上げて立ち止まった。

 建物の窓に誰かの姿を見つけたのか、彼女が手を振った。

 三階の廊下を歩いてきたのは、まだ少女と変わらない年の少年二人で、窓際の方にいた茶色い髪の少年、レイクが彼女に気がついた。彼は廊下の窓を開け、身を乗り出すようにして少女に手を振った。

レ「おーーい!」

サ「レイクーっ、ユースはぁ?」

 レイクは後ろを振りかえり、隣を歩くもう一人、ユースに話しかけた。

レ「サラだよ。お前を呼んでるぞ」

 白い作業着の背を見せて歩き去ろうとしていた少年は、そう言われるとようやく足を止めた。レイクが指をさして教えると窓までやってきたが、ユースは自分の妹に手を振ろうとはせず、淡々とした調子でしゃべった。

ユ「南区の疎開も始まったんだな。君ん家の両親はまだあそこで店を続けていられるのか」

レ「ああ、大人には感染しないってことだろ」

 レイクはもう一度窓から身を乗り出すと、サラに向かって大きく手を振った。

レ「後でそっちに行くよー」

 まだ手を振っている彼を残してユースは歩き出した。

 ユースの向かう先の突き当たりに部屋があり、そのドアにはこんな文字のプレートがかけられていた。

 『新島総合大学 理学部情報第二研究室   責任者 老住 忠 教授 

 緊急対策分室により、関係者以外立ち入り禁止』

 ドアの暗証番号キーを押し始めるユースのところへ、レイクは書類を抱えなおして小走りに追いついた。

 二人が入っていってドアが閉まると、廊下には静寂が残るだけになった。





 ハルカイリ新島の5月はうららかな陽気に似合わず、テレビのアナウンサーが重い調子でくり返す、朝のニュースから始まった。

ア『本日から、政府GRKウィルス対策室は、満15歳以下の児童の避難を始めました。

 ただいまの時点でその対象区域に指定されているのは、中央区・南区・東区の全域、西区1~3丁目、湾岸区のP地区をのぞいた全域、それからホクニ市の東南地区およそ150世帯で、約12万人の対象者が勧告書を通知されました。

 島内15歳以下の対象児童は、北区にある新島大学や、北部・西部の各市の福祉施設、学校内施設、簡易避難所へと、ブロックごとに分かれて避難することになっています。

 国防軍・衛生研究所の発表によりますと、変異ウィルスの被害状況は依然として厳しく、現在までの死亡者数は、先週末に収容先の病院で死亡が確認された2人を含め、合計で24名に及んでいます。

 島民の皆さんにくり返しお伝えしますが、GRKウィルスは特に3歳未満の乳幼児、体調を崩し、免疫力の弱まっている十代前半の児童に感染しやすいとされています。これらの年代をお持ちの家庭で、政府からの勧告を受けた後もまだ避難が済んでいない方、至急お近くの市役所・区役所に報告し、政府の指示に従ってください。

 対象以外の地区の方も…』

 このニュース報道は、避難所になった新島大学の事務室内のテレビでもやっていた。

 事務室の小窓からは、講堂の中に次々と荷物を運び入れている子供たちが見えたが、講堂内にはベニヤ板で間仕切りされた、男子用の避難所寝室が出来つつあった。その講堂の横、旧校舎の方は、1階が事務室、2階が幼児室、3階が女子用寝所にあてられた。



 サラが自分の荷物を片付け終わってとなりを見ると、同じグループのケイがまだ自分のスーツケースの中身をえんえんと出し続けていた。中身は服がほとんどで、ベッド横にあるせまい衣装ロッカーに全部入りきるのだろうか、と人事ながらに思った。

 それに対してもう一人の仲間のチェリーは、ほとんど荷物を持ってこなかったのかとうに片づけが終わって、3階の寝所から姿を消していた。


サ「チェリーは?」

ケ「出てったわよ」

 サラは旧校舎の下へ降りていった。

 ここへ着いたのは昼ごろだったが、もうそろそろ日が傾きだしていた。

 事務室の隣の休憩所は人で一杯になっていて、皆ソファーに座って飲み物を飲んだり、雑誌やテレビを見たり、しゃべったりして夕食の順番を待っていた。

 その中を見渡してから、サラは建物の外へ出て行った。


 石造りの茶色い校舎の壁に沿ってずっと歩いていくと、公園のようにいっぱい樹木の植えられた中庭があり、そこに噴水があった。

 四角いコンクリートの水そうが横向きに長く伸びていて、その中央に子供の石像のある噴水塔が建っていた。水は石像の足元から出てななめに高く上がり、弧を描いて下に落ちて涼しげな音を響かせていた。

 円形の泉をぐるりと回っていくと、水溜まりに誰かがいるのが見えた。そこで靴を脱ぎ、裸足になって水の中に入っているチェリーを、サラはやっと見つけた。


 うすい透けるような生地のスカートをはいている少女は、長い髪を日の光にさらして、噴水から飛ばされる水しぶきとともに輝いていた。鼻歌を歌っているのか、風に乗ってかすかな旋律が聞こえてくる。

サ「そこにいたの。もうそろそろ行かなくちゃ」

チ「サラ、二人を見たって言ったわよね」

サ「研究室で助手をしてるんですって」

チ「15歳で、大学の?」

 そう言いながらチェリーは髪をかき上げ、足元の水をすくうと自分の腕にかけて笑い声を出した。キラキラ光る水滴が、彼女の金色の髪と一緒に空中で踊っていた。

チ「秀才は違うわね。同じところで同じような育ち方をしたっていうのに、一方は将来を約束された優秀特待生、私やあんたはバカだから、一生ただの一般市民で終わるんだわ」

サ「私たち、同じグループよ。ユースとレイクとあなたと私とケイの5人。ちゃんと生活してるか、体調や活動の内容を、毎週提出するんですって。男の子たちは昼間、付属高や研究助手を掛けもちするみたいだけど、夜はこちらに寝に来るって」

チ「自分たちの寮からわざわざ引っ越してくるわけ?ただでさえ、ここは人でごったがえしてるってのに」

サ「うれしいくせに、そんな顔したってムダよ。

 あなたと私は今日から生活担当、ケイは食事担当で、回ってくる当番の仕事をしなきゃいけない。同じグループどうしで食事して、集会や面会日なんかも行動を共にするのよ」

チ「幼なじみが集まったわけね。昔のように、小学生に戻ったと思えばいいってことか」

サ「なるべく違和感なしで暮らすためよ、きっと」

チ「ねえ、ケイが何でわざわざ疎開所くらしを決めたか知ってる?大学教授の娘がこんなところに来なくたって、いくらでも他にいい手はあるのに…郊外にある、自分の別荘へ行けばいい訳でしょ」

サ「ユースやレイクだって、自分でここに来るって決めたのよ。大学内の事がわかってるから、疎開棟の班長してくれって頼まれたみたいだけど」

チ「そう、それを聞いて、あの子も来たのよ。ここから北区のお嬢様学校へ通うつもりもなさそうだわ。ウィルス騒ぎをいいことに、付属高へ入りびたる気よ。何故だか分かる?」

 チェリーはサラに顔をよせた。その瞳がきらきらしている。

チ「ユースのためよ」 

 サラは少しの間、絶句してしまった。こういう会話は苦手なのだ。

サ「私は…あなたの方がユースと一緒にいたいんだと思ってたけど。っていうことは、つまり」

 次のセリフが続かないサラの代わりに、チェリーが微笑みながら言った。

チ「恋のライバル?」

 チェリーはサラの表情を見て明るくカラカラと笑うと、髪を後ろに振り払いながら、ようやく池から出てきた。

チ「そうね、私もあんたの兄さんにのぼせてた時もあったけど──

 彼は冷血人間、ていうか人間の皮をかぶったロボットよ。そうじゃない?」

サ「ユースは今でもあなたの事、彼女だと思ってるわ。あの人クールな性格だし、何でもできるスーパーマンだから、時々私も彼の考えてることが分からなくなるんだけど…きっとそうだと思うわ。あなたとユースはお似合いよ。私、あなたたち二人が一緒に歩いてる所を見るのが好きだわ」

チ「そうかしら、あんたとレイクの方がはるかにお似合いのアツアツに見えるけど」

サ「レイクとはそんなんじゃないわ。彼にとって私はユースの妹、それだけ。あいつの視線の先には、いつも誰がいるか知ってるの?──あなたよ」

チ「私もレイク、好きだわ。私たち、どこか似てるところがあるのよ、性格的に」

サ「そういう意味じゃなくて、でもチェリー…」


 その時、中庭に現れた人物を見て、サラは会話をやめた。どうやら彼女たちを探しているらしくキョロキョロとあたりを眺めている相手に、サラは声をかけた。

サ「ここよ、レイク!」

 レイクはそれに気づいて走ってきた。白い上着は脱いで、普段着のTシャツにジーンズ、その上から青いジャケットを羽織っている。

レ「よう、引越し荷物は片付いた?」

チ「まあね、ケイはまだみたいだけど。でも、これはユースに言わなくっちゃね」

レ「?」

サ「二人の方は?もう終わってるの?」

レ「ああうん、付属高の仲間が手伝ってくれて昨日の内にね。体育館に住むことになってる西棟の20班の監督を、当面の間ユースが引き受けたんだ」

サ「あなたは?」

レ「その手伝い」

チ「なあんだ、誰かさんの近くにいたいからじゃないのか」

 チェリーがからかうようにそう言うと、レイクは少しムキになったように言い返した。

レ「そんなんじゃないよ。けど俺たち、幼なじみだしさ、固まって住んでた方が心強いだろ。両親だって安心するし」

チ「優等生的発言ね」

 チェリーがニヤリと笑うと、レイクは気分を害した様子もなく、同じように笑って少女を見つめた。二人はなぜか気が合うのだ。

チ「もう一人の優等生は?」

レ「すでに仕事に入ってる。監督官としてのね」


 三人が建物の中へ入ると、やはりユースが采配をふるって周りを仕切っていた。

 良くも悪くも、彼がいると空気がピンと張って、その場に締まりが出てくる。

 若き指導者といった感じのその姿は、背筋がいつもきちんと伸びていて、容姿端麗でいながら、なおもどこかに人を従わせる威厳をそなえていた。それは年に合わない落ち着いた冷静な話し方から来るのか、並より背が高いからなのかは知れなかったが、恐らくそうした彼の言動からうかがえる知性が、同年代からも認められる理由なのだろう。

 荷物整理で忙しかったはずのケイがいつの間にか下へ降りていて、ユースの秘書のように彼に付き添っていた。

 そんな予想通りの講堂内の光景に、三人はお互い顔を見合わせた。彼らは幼なじみだけに通じる目配せをして笑ったが、それは“やれやれ、ご苦労様”と言うときのものだった。 

 レイクはニヤニヤしながらも、そこからすぐまた外へ出て行こうとした。

サ「どこへ行くの?」

レ「おれは室外担当なんだ。野郎たちをかき集めて、お説教をたれなくちゃならない。これが副監督の仕事」

チ「それは、ご勢が出ますこと」

 憎まれ口をたたくのがチェリーのクセだった。

 そんな彼女もふらりとレイクの後から外へ出ようとしたが、サラはそれを止めて別の方へ引っ張っていった。自分がそうしないと、チェリーが仕事などしないことをよく分かっているのだ。

サ「私たちも仕事よ」

チ「はいはい、ションベンたれたちの世話ね」


 ユースはそこに集まった少年少女に向かって、避難生活での注意事項と、今後彼らがしていく当番の説明をした。

ユ「───という事だ。くわしくは各担当の責任者に聞いてくれ。それから後で放送が入ると思うが、各班の班長になった人は7時から会議があるから、本館8階の会議室に集まって欲しい。この大学内の建物の位置は、壁の掲示板を見るなどしてよく覚えてくれ。大学生のボランティアに頼んで、暇なときに案内してもらってもいい。彼らは僕と同じように赤いバッジをつけているから、すぐに分かると思う。…最後に何か質問は?」

 赤毛のカーリーヘアの少女が、しなを作ってユースを見つめながら手を上げた。

 指されると彼女はこういった。

少女「あなたの名前は?」

 若者たちの間にフッと笑いが起こり、あたりの緊張が緩和されたようになった。

 その中でケイだけが挑戦的な目つきをして腕を組み、じっと目の前の少女をにらんでいた。

ユ「ごめん、言わなかったかな。ユース・ユーシャンだ」

 それ以上質問がないと分かると、ユースはその場を立ち去った。

 彼と同年代の少女たちは少し興奮気味にしゃべり始め、一方少年たちはまとまりなく、あやふやに笑いながら、その場から散っていった。

 ケイは走って後を追い、廊下を歩くユースを呼び止めた。

ケ「研究のことだけど、おじさまは今度の仕事について何か言ってる?」

 声のトーンを落として、彼女は周りに誰もいないのを確かめるようにした。

ユ「第一研究室で、政府と共同してやってる研究のこと?」

ケ「あなたが二研で手伝っている方よ。あれも例のウィルス騒動と関係があるのかと思って」

 二人は並んで歩き出した。

 ケイは小柄で背が低く、ユースとは頭二つ分ほども差があった。

 東洋人種の彼女は、その黒髪を流行のモデルがしているように染め、きれいに頭のてっぺんに編み上げていた。ファッションセンスは抜群で、彼女はオシャレなことで有名だった。

ユ「僕らのやっていることは、教授の助けにはなると思うけど…でも直接、ウィルスに関係ないと思う。ただの情報処理だし、機械は向こうの研究室ともつながってるけど、全然別の処理内容だしね」

ケ「そう、ならいいの」

ユ「何が?」

 ケイはユースの前へ出て向かい合うと、その視線をじっと合わせた。

ケ「私、おじさまがあなたに、あの危険なウィルスを近づけてるのかと思って心配したの。

 ──あなたはとても優秀だから、高校生でも助手が出来るんだって分かってるけど…でもだから、そのせっかくの才能を、危険なことでつぶして欲しくない。ここでは将来を一番、有望視されてるんだし。何より私が…」

 そこで言葉を切り、彼女はうつむいてしまった。後のセリフはつぶやくように発せられた。

ケ「心配でたまらないの。あなたは私が見込んだ人だから…」

 しかしそんな彼女の心情は、ロボット・ユースには届かなかった。

 彼はいつものように涼やかな微笑を浮かべると、冷静な口調で答えた。

ユ「心配してくれてありがとう。僕やレイクはまだ見習いの見習いだから、何も危険なことはないんだ。逆に大事な事を任されるようになれば、嬉しいと思うかもしれない。…でも大丈夫さ、そんなことになったりしないから」

 そう言って、ユースは別れの挨拶にちょっと片手を上げると、廊下を歩き去っていった。

 ケイはそれ以上追えなくて、彼の後ろ姿をただ眺めていた。


 大学構内の広々としたグラウンドに、さまざまな年頃の男子が集まっていた。彼らは大学と付属高の運動部の学生だったが、中には少数、あたりをうろついていた避難所の子供も混じっていた。

 レイクは彼らに向かって、今後の学内施設を使うときの注意をしていた。

レ「それでこの校舎の裏に、簡易施設を建てるそうだ。資材の運搬なんかの作業には、自主的に参加して欲しいと大学側は言ってる」

大学生「俺たちはグラウンドが使えなくなるのか」

レ「いや、大丈夫でしょう。建物部分はコートにまで掛からないはずです」

子供「仕事ってさあ、もっとカッコイイのは無いの?銃で撃つとか、ヘリに乗れるなんてのは」

 避難所の子供が上空を指差し、ひっきりなしに飛んでいる軍用ヘリを見てそう言った。

レ「軍隊は18歳になってから入りな。それまでガキは、ほんの雑用、使いっ走りさ」

ツ「なんて言って、お前うまく研究室へ入り込んでるじゃないか」

 レイクにからみ始めたのは、付属高の級友のツトムだった。

 彼はケンカごしにしゃべりながらも、別に悪気はないらしく目は愉快そうに笑っていた。

ツ「ユーシャンは学年トップのスーパー人工知能だから、分かるとしてもだな。お前の方はどうなんだ、えっ?俺たちよりはちょっと頭がキレるってだけの、ただのスケベ野郎じゃないか。

 ──あんな美人と、どこで知り合ったんだ?」

 レイクは少ししてから、それがチェリーのことだと気づいた。

レ「ああ、チェミー・リバースね。…うらやましいだろ、同じ班だ」


ツ「なあおい、紹介してくれよ。彼女のあの足…たまんないよ」

 レイクが色々歩き回って工事に関係ありそうな人に説明している間、ツトムはずっと張りつき、チェリーのことを聞き出そうとした。だんだんレイクは、それがうるさくなってきた。

レ「同じ班といっても、一緒に寝るわけじゃないんだぜ。男は下、女は上の階って決まってるんだし」

ツ「だけど色んな会合やボランティアで、行動を共にするじゃないか。食事の時間とか、面会日や外出日も一緒だし」

レ「それがどうした?」

ツ「そんな時に愛が生まれるんじゃないか。日常生活の積み重ねが大事なんだ」

レ「そうかな」

ツ「それはそうと、彼女ら町の学生は勉強どうするんだ?元の学校へは通えないだろ」

レ「南区はイエロー地域で、健康な大人以外は立ち入り禁止だ。だから付属高で一緒に授業だよ。どうだ、うれしいだろ」

 レイクはここで初めてニヤリと笑うと、ツトムの腹をこづいてそう言った。

ツ「そうか、そうか。いやぁ可哀想になぁ、特待生は…」

 ツトムは何度もうなずくと、レイクの肩に手を回した。

ツ「君は大学の研究室で、人類のためにせいぜい偉大な研究をしてくれたまえ。俺たち普通の高校生は、君らの分まで青春を謳歌してみせるよ。なっ、人生とはそういうもんだ」

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