AT車が嫌いというわけじゃない。 渋滞中などMT車より楽だし。 でも休日にドライブを楽しむとなると断然MT車が良いと感じてしまう。車を操ってるという感覚をAT車よりダイレクトに感じられる。 ペダルちょこちょこ踏んだりして挙動の変化を楽しむのも、今ではきっとマニアックな拘りなのだろう。 この作品にはそういった拘りの一部があり、不自由さゆえに楽しめる感覚が判る人には判る。
時代背景が少しピンと来ませんが、読み進めれば分かります。一昔前のSFの世界で、古いマシンに執着する男のとりとめの無い短編。分かる人には分かる男の気持ち。