「和風 鬼」を含む小説

　薄闇のローカルブロマンス「巴市」シリーズ第四部。（第三部まではまとめてコチラ⇒　https://kakuyomu.jp/works/1177354054882867305 ） …

神獣の愛し子と呼ばれる妹がいるなずなは、家族から召使いのように扱われ、辟易していた。 ある日、妹のひよりに退魔師の名家、蓮水家との縁談話が舞い込んだことで、よりその扱いはひどく…

魑魅魍魎が跋扈する大正時代。 神々の血を継ぐ八十神家、神々に仕える巫覡の者・神森家は、夜な夜な戦いを繰り広げている。 十八歳の藤村咲耶は、両親の希望で家事手伝いをしながら日々を過…

甘い香りと、藤紫。 どこを探せど陽光は見当たらない。天は覆い尽くされ、視界は全て、甘い香りの源である藤の花。その藤花の群生から、ひらひらと舞い落ちる藤色の花弁。それが行き着く先は…

日願国には鬼が出る。 鬼といっても、童話に出てくるようなものではない。 鬼とは元は人であり、鬼の病に罹患した者が異形へと変じた姿である。 だから、人は生きるために鬼を殺し、研…

（男は皆、自分より弱いおなごが好きなのじゃ） 鬼たちが暮らす鬼雅島（おにがしま）で最強の鬼姫・紫焔（しえん）。 強すぎる所為で、婚約者に浮気をされ、自ら婚約を破棄。 もうこの鬼…

心臓病により入院している、女子高生の織田原萌華。彼女はある日、源平、戦国、幕末の歴史人物が2つの勢力に分かれて争う異世界・夢幻魔界に転移してしまう。 男装し茶屋で働き始めた萌華は…

九州の南に位置する急峻な山々に囲まれた「九魔盆地(きゅうまぼんち)」という土地は千年以上前より、怨霊や祟りの神が跋扈する「呪われし大地」と云われていた。 九魔の地には、神や精霊、…

　人を食う鬼から村を守る火灯しである牡丹は、赤憑きと迫害されながらも師匠の無月と共に淡々と暮らしていた。突然の来訪者が現れたのを契機に、変わらぬ日常がゆっくりと動き出す。 　エ…

遥か昔、あやかしと人間は争う関係にあった。 あやかしを束ねる鬼の一族を滅ぼした日ノ宮家は、鬼が残したと伝えられる呪詛を解呪する解呪師の一族だ。 その解呪師の家に生まれながらも、そ…

守護神の世界、霊能の世界に興味ある方は必見。 リアル•シャーマンによる、八百万の神々の住まう幽世（かくりよ）の事情を描いたスピリチュアル小説。 人を守護するために生まれた神々…

あやかしの国「阿の国」。北の領を統治する鬼伯（鬼の王）の息子である碧霧は、ある日、紫月という名の女の子と出会う。二つ鬼と一つ鬼、それぞれ訳ありな二人は、お互いの素性を隠したまま、…

離島で、護衛兼子守役の三獣士と暮らしていた「鬼姫」こと、鬼ヶ崎華。 縛りが強い本家から自分の意志で出て行き、離島に住んでいた彼女。 ある日、本家に居る父親から呼び戻され、仕方な…

妖狩りを生業にする桂花宮家で生まれ、先祖返りの生力(しょうりょく)を宿す千里は、ある日二人の存在に突然口付けをされる。 ❇️一人は、通称『鴉』と呼ばれる半不死の妖。彼は千里に忘…

「浅き眠りの夢見鬼」の後日譚や別視点、別カプ、本編で描かなかった部分の短編集となります。 本編読了を前提にしておりますので、未読の場合はネタバレを含みます。 ご注意ください。

江戸後期以降、ある事件をきっかけに、妖物（あやかしもの）と呼ばれる異界のモノたちが跋扈するようになってしまった異界日本。 妖物は闇を纏い、病みを振り撒く。 そんな妖物に抗うため、…

柚木薫はかつて物の怪から助けてくれた枢木雅清に想いを抱いて、対魔の軍として知られる過酷な聖陽軍に飛び込み、紅一点として働く事になったが……意中の彼は、とんでもない鬼教官だった！ …

私は鬼と人の間に産まれた娘だ。 村で私達家族は村八分で忌み嫌われていた。 成長したある日家に戻ると家は焼かれ両親は死んでしまった。 村人達に殺されそうになり山に逃げた私は綺麗な顔…

対峙する鬼と侍。交わす言葉は、何度も口にしたその問いだけ――

現存する鬼を束ねる主、刹鬼(せっき) その嫁、丁(ひのと) 今日も愛しい旦那様のため、嫁は敵となる人間、あやかし、女に鬼にと釘バットを奮います。