「短編?」を含む小説

尾緒神くんが、女友達である赤堂さんに体操服を貸すことになる短編です。 前作の空気感が好きで、続きものを書いちゃいました。 （前作未読でも多分読めます。） 人間ドラマについて、少し…

トランクケース一つでアパートに転がり込んだ幼馴染の女の子は、唐突に食事を作り始める。 油がテラテラ光る肉野菜炒め。大皿から零れ落ちそうなクリーム煮や、ふかふかの座布団みたいな卵焼…

なぜか昔の夢ばかりを見るようになった陽翔（はると）。大学時代の現実味を帯びた夢に翻弄される。好意を抱いた人との「その後」が思い出せないまま、明晰夢の中を彷徨う。 一方、大学時代に…

惟風様の自主企画「VSサメ小説を募集します」参加作品です！ 正直なところ、「戦っている」といえるのか微妙ですが……。 で、でもサメ映画では、タイトルが「○○○ VS シャーク」で…

西暦２１９２年、第三次世界大戦勃発。 放射能や汚染物質により地表に住めなくなった人類は、地下都市を建造。 食料は水は無限にはなく、やがて限界を迎える。その時、優秀な科学者を父に持…

　俺の高校、俺のクラスには、超人気アイドル『karen』がいる。 　彼女は学校ではどんな女子なのか。 　どこまでも――普通だった。 　普通にテレビで見る『karen』のまま学校に…

ツヴィーベルムスターのこと ※第二回あたらよ文学賞最終候補作

これは、祖母と僕の壮絶な戦いの歴史――、ではない！ これは自宅介護をコメディタッチで描く、 介護エンタテイメント・エッセイだ！

自分のツイートをもとに書きました。

第七回こむら川小説大賞に寄せて。初参加で2作目です。 お姉ちゃんがずっと遊んでくれます。

何も出来ない。何も成せない。幸せに出来ないし幸せになれない私。 そんな私に執着して、依存させようとする姉。 そんな二人の情緒がぐちゃぐちゃになる短編百合です。 ※そこそ…

天は十年ぶりに実家に帰省した。 特別な日ではなく、なんでもないある冬の日に。 その理由というのが、母の認知症。 弟の陸は、ふとその連絡を彼に寄越したのだ。 「直接会って話した…

——戦後の傷が膿み続け大陸を侵す 　かつて大望を掲げし帝国あり。 　その崩壊に伴い各勢力へ流出した特殊兵器群『鋼骨塊』。 　両手両足、頭部の五体を持ち人型で空を飛ぶその機械群…

2023年4月28日KADOKAWAより書籍化刊行。 書き下ろし一話を加えて全面改稿。同じ一日が繰り返されるようになった混沌の世界を生きる人々を描いた連作短編集。 書籍版http…

武井稲介です。よろしくお願いします

人類史上初として打ち上げられた人工的な星座「よだかの星座」 その星座を巡る、数奇な運命の話です。

地球を温暖化から救う手段として提唱されたのは、Ｌ１宙域へ遮蔽物散布とい うものだった。年間一千トン以上にも及ぶ遮蔽物の調達には、月のレゴリスが 選ばれる。すなわち、月面爆破計画だ…

誰とも関わりを持とうとしない無口な少女・匣瀬理名砂。俺は空から落ちてきた彼女を受け止めたことがキッカケで、彼女の秘密を知ってしまう。 それは「口にする言葉が想いと『反転』する」こ…

妹の見舞いに行った僕は、病院で親切な入院中の女の子と出会う。 会話が苦手な僕と親切な少女の恋の行方は？

彼女は可愛らしくて、私とはまるで反対の性格で、私は彼女が好きだけれど、時折とても嫌になる。 涙を上手に使う彼女に、とても苛立つ。 でも、ある日。 『憐れんで笑ってあげるから』と…