「過去の記憶」を含む小説

昔書いてたやつです。

かつて虐待を受けて育った香子は、しあわせになるために両親から距離を置いて暮らし始める。しかし、些細なことで過去の記憶が鮮明に甦るようになり苦悩する香子。香子にとってのしあわせとは…

ついてない時には、とんでもない依頼を拾ってしまうものだ。 ”拾った”？ 　そう、今回は本当にそうだったのだ。 　大仕事を片付け、俺がネグラに返って来た時、雨に濡れた公園のベンチで…

記憶の糸の大地目線のお話です。 記憶の糸で没にした案が入っているので、一部内容が変わっています。

能力者と普通の人間が共に生活する未来。 記憶を無くし、記憶を取り戻すため軍属になる男。 彼の”異能”とは。 新たに得た特殊部隊の仲間と共に犯罪組織と戦う日々。 そして特殊部隊隊長…

突然の記憶喪失。人間の自信。信仰の目覚め。縁の世界。

国内最大の湖「琵琶湖」。そこに開園した湖上テーマパークは「クトゥ君」の愛称を持つ新種の深海魚で人気を博していた。自殺を考えていた俺は、共に死ぬ「道連れ」を探しにこのパークへ足を踏…

「ねえねえ、『ミカクレ様』って知ってる？」 ふと聞いたその言葉に、美里は過去の記憶を思い出す。 それは幼い頃の話。 雨が降るたびに、『イヤナモノ』が私を恐怖に陥れる記憶。 …

アゲハ＝スティングレー18歳 婚約パーティの席で婚約破棄を告げられて、ショックで倒れた。 でも、その瞬間に、過去の記憶を思い出したの。 私……転生者だったんだ。 でも、別に何の…

　突然ですが読者の皆さんは、怪奇現象や怪異、幽霊や妖怪といった類のものは信じますか？私は、そういった者と遭遇したことも、体験したことも無いものですから、一概に否定することも肯定す…

人々の争いの最高潮を迎え広大な砂漠と化した世界。 人々の半分は死に絶え、もう半分は機械化の人造手術により生き長らえる選択肢を選んだ。 新たな人類には「メモリギア」と呼ばれる歯車が…

激務に耐え切れず、倒れてしまった園田美香。 仕事を辞めた後、昔の同級生から誘われ、事業を手伝うことにした。 美香には過去の記憶がほとんどなく、初対面同然の感覚だが、周りはそうとは…

「指切りって、なんで『指切り』って言うか知ってる？」 そう言う彼女は困ったように彼を見つめた。 四年前、現在も未解決の猟奇殺人事件が起きた。 身体中三十ヶ所以上が刺され、部屋…

【羨道】（読み）せんどう 「えんどう」とも読む。古墳で，主として遺体を収容しておく玄室から，外部に通じる通路にあたる部分をいう。横穴式石室，横穴にみられる。まれにはこの部分に遺体…

【角川武蔵野文学賞応募作品】 幼少期に過ごした武蔵野の地にあることをきっかけに再び戻ってきた私。 過去の記憶を思いだし置かれた自分の立場から決別することはできるのか？ 大切な想…

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』の番外編その１。 店名を『ありす紅茶館』に改名し、なぎが祖母・梓(アズサ)に代わって横浜の老舗紅茶館を再開して数ヶ月が経った夏のある日に現れた少年…

　ある日、青年は目を覚ます。 傍らには一人の少女がいた。 彼女は青年の“幼馴染”であるという。 曰く、青年は神を殺し、その体を奪ったのだとか。 曰く、それによって自分達は追われる…

少年は何も知らなかった。過去の記憶も、今の情況も、己が名前すら知らなかった。知っているのは自身の眼を覚ましたのが廃れた教会であること、月が恐ろしく紅いこと、気味の悪い化け物が存在…

歌に満ちた美しい「みどり」の森の中で一人の青年は目覚め、少女と出会う。青年は、自分が何者であるのか、この森がいったい何であるのか、なにもわからなかった。少女もまた同じだった。過去…

とある廃墟内のカプセルで目覚めた"謎の男性"、『ルーカス・ハイド』は名前以外の記憶がほとんど曖昧だったことに気付く。 彼は目の前に広がる地上の楽園を前に、過去の記憶を取り戻そう…