「デートじゃないけど」を含む小説

きっと誰にでもある、でも気づかなければ一瞬で過ぎ去ってしまう…… そんな現代の日常をベースにした即興短編集です。 それぞれ一話完結。ですがオムニバスなので少しずつ絡みがあります…

観光インフォメーションで働く有島は生粋の神戸っ子。そんな彼女の元には今日もまた神戸観光についての問い合わせの電話が――。

「ねぇ、私とデートしない？」 時計が１秒１秒進む間、彼女と私は確かにはじまりを予感した。 永久という刹那があるのだとすれば、きっとこういうことだ。

デートをすっぽかしてしまった男が、訳あってクリスマスで浮かれる梅田の街を必死に駆け回る、軽快な大阪弁青春ラブコメ。 サクッと気楽にお楽しみください。 注)この物語はフィクショ…

「東山動物園って、東山動植物園って言うんだ。オレ、初めて知った」 「たわけぇ！　アンタ、それでも名古屋人（≠名古屋市民）か！」 　キッカケは、夕方のローカル番組だった。 　…

ねえ、君！私と一緒に星空を見ない？ 桜が舞う入学式 混じり気のないまっすぐな笑顔で サークルの勧誘紙まみれの俺に 言ってきた...結衣先輩 これが先輩とサークルとの出会い

　ゲーム制作を始めて三日。シナリオ担当の詩羽先輩の一言がきっかけだった。 「倫理くん、加藤さんをメインヒロインにするのは難しいわ。というわけだから一つ年上のラノベ作家の黒髪ロング…

どうしようもないことを諦めたり、諦めなかったりする話。

頭が悪いということもなければ、極端に良いということもない･････ちょっと進学校がとある地域にあった。───Ｎ高校。 陸上部に所属するＴ輝にはかわいい彼女がいた。青春時代と言わ…

「温泉に行かない？」――彼がポツリと言った、その一言が「始まり」だった。それは同時に「終わり」を告げるものだったのかもしれない。 ちょっぴり不思議で、ちょっぴり切ない、ＲＡＹの…

ずっと好きだった女の子、三嶋 キララから告白をうけた御上 将吾は舞い上がっていた。 初デートは次の日。映画を見に行くというものだったが、待ち合わせ場所に来る際、キララは将吾の目の…

高橋翔吾は高校に入学したての１年生。 そして、入学式の日に腐向けゲームの特典レアカードを拾う。 当然ながら持ち主の桝谷優羽と出会わせるフラグになってしまうのは当然である。 デート…

主人公【春日ひよの】は片思いの男子【水原拓也】を夏祭りに誘う。 しかし、ひよのに想いを寄せる少女【御堂はるか】はそんなデートを許せない。 拓哉とデートしたいひよの、ひよのとデート…

大学生カップルの主人公とキュー。2年間喧嘩もせず、仲の良い二人の関係はその後も続いていくはずだった。 今日は最後のデート。二人で歩む世界一周旅行が始まる。

平成２１年。運営に参画していたコンビニが閉店した頃。デリヘルを運営する友人から何気なく言われた一言が、僕の運命を変えることになりました。 「なぁ、開業の仕方教えたるから、お前もデ…

ちょっぴり楽しい、ＲＡＹの恋愛劇場。 最後に落ちたかかどうかは・・・秘密です❤ よろしければ３分間お付き合いください。

（2015年）第11回「深大寺恋物語」応募作。

半分実話です。

　現代を舞台にした作品が書きたい！ 　可愛い女の子とデートするようなシーンを盛り込みたい！！ 　そんな構想を立てたときに、目の前にそびえ立つ高いたか～い壁にはたと気付く。 　…

メインチャンネルを空の色に合わせたおじいさんは、30年前に購入したレーザー式電動鎌「緑一色」を手に取ると、未だゴーグル越しの拡張現実で、アラン・ドロンと異国の噴水でデートをしてい…