雪の降る星 on the snow planet

作者 RAY

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46人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

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二人の想いを、雪が結ぶ。淡く、やがてしっかりと。

それぞれの思いが、降る雪の情景を織り込みながら美しく表現されます。

儚く見えても…少しずつ形を変えながらも、きっと変わらずに存在し続ける愛。
雪を使って、全く重たさを感じさせることなくお互いの愛の確かさを描き出す。筆者の持つ表現力と言葉のセンスを心ゆくまで堪能できる、美しい物語です。

★★★ Excellent!!!

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届かないから、いつまでもキラめいていて、触れないから、そのままの形だったり……。少しくらいの霞や色褪せなんて気にならない。
それが二人の色だから。
愛だから。
雪だから。

日々の忙しない現実に追われていたって、きっとこういう物が一つだけ二人の間にあれば、あの日に戻れたりするのかな。

そんな二人もまた、精巧に出来た模型の中。

……誰にも触れない。

★★★ Excellent!!!

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美しい詩的な文章で綴られる本編。
その文章の中に的確に当てはめられた色を使った描写で読み手はいつのまにか物語の中に引き込まれている。あたかも自分もその場にいるかのように。

もし二人があの時この選択をしていなかったら。もし二人が、今、この星に生きていなかったら。

そんな「もしも」を乗り越えた二人だから、ずっと触れられないと思っていたものに触れられたのかもしれない。

バレンタイにぴったりの素敵なお話です。

★★★ Excellent!!!

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素敵なシチュエーション
愛ほど届きそうで手が届かないものはない
歯がゆいほどじれったい
掴んだと思ったら、するりと手の間からすり抜けて行く
確かな物を求めてしまう
星と雪に愛を重ね合わせて・・宇宙をも思わせてくれる文面
広がりを感じさせてくれます
プレリュードではと思わせるショート・ショートな小説です

★★★ Excellent!!!

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好評連載中の、「詩みたいなもの」をさらにグレードアップさせた上質な一品。
お洒落です。こんなロマンティックな短編は、なかなかないです。文章ひとつひとつが洗練されており、またリズム感がある描きかたのため、歌うように読むことができます。
宇宙と雪。一見するとどんな共通点? と思われますが、見事にマッチングされ、幻想的な雰囲気さえも醸し出されています。
この物語をイメージして、どなたかメロディをつけませんか?
恋人たちが口ずさむ、素敵なポップスができますよ。

★★★ Excellent!!!

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今回の短編は詩のような雰囲気をもつ変わった短編。
雪の降るある日の横浜、マリンタワーからその風景を見ている女性が一人。雪にまつわる彼女の思い出と現在が、しんしんと降り積もる雪のように描かれていきます。
雪の降る星、なんともロマンチックな言葉が胸に沁みてきます。

★★★ Excellent!!!

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寒い寒い雪の夜に、心が温まる物語です。

雪と愛と、星と。
素敵なキーワードが散りばめられています。

遅れた彼が、タワーの下で見上げている様子を想像しました。
近くでもまだ遠い。

ついさっきまでは。

★★★ Excellent!!!

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横浜で雪が降ることは珍しい。
そんな特別な日に思い出を刻む二人のラブストーリーです。

雪が白く覆っていく横浜の夕景を眺めながら、三年前の大雪の日の二人の思い出に浸る主人公。
待ち合わせに遅れてきた彼に、あの日の言葉をそっくりそのまま返したら──。

手のひらにのった雪のように優しくしっとりと溶けていくような、ロマンティックな二人の会話をどうぞお楽しみください✨