「言葉 文芸」を含む小説

文学少年の楠光葉は、マスター一人で営む小さな喫茶店『クロワッサン』の常連客。 慣れない珈琲を飲みながら、いつも本を読んでいる。 ある日、いつものように『クロワッサン』の扉を開くと…

元社畜がドラゴンになって、自由を満喫しようとする（心がける）話です。 言葉は通じない。外に出れば死にかける。気が付けば敵ばかり。 弱肉強食の世界に僕、宮本龍太（みやもとりゅうた）…

語彙に関して私の考えたことをつらつらと書いてみました

雄太は死んだ。 親友の賢治、従兄のコウ、エミマキは、雄太が生前に残した言葉を辿っていく過程で、雄太の死をそれぞれの形で受け止めていく。 だが兄である勝正は、雄太の死を受け止めき…

『魔女と少女の愛した世界』書籍化！ 電撃の新文芸にて発売中です！ 自由気ままな魔女のエリシアは、他人に興味がなく面倒な事が大嫌い。町から離れた森の中で孤独な生活を送っていた…

ひとりの青年が、インターネットの片隅で出来の悪い小説を書く。 その物語は、時空を越えて少女を助け、愛を探して宇宙の彼方へ旅立ち、たったひとつの言葉を伝えるために電子の海原を駆け…

豊崎彩は、都内に勤務するOL。 趣味は学生時代にやっていたドラム。 お気に入りの菓子パンを食べ、仕事をし、時折ドラムを叩く。 それが彼女の日常だった。 そんな彼女の元に、学生時…

　夏休みのある日、少年は家出を決意する。所持金は750円。歩いて辿り着いた先で出会ったのは、少し風変わりな人たちだった。その人たちの言葉を聞きながら、少年は進む、前へ、前へ――。…

高校時代の文芸部で一緒だった先輩から聞いた話を基に執筆した小説。 脚色表現もありますが、大部分は実際にその人が体験したことに基づいています。 又、本人のプライバシーに配慮する為氏…

僕はある休日に密かに想いを寄せている同級生を下宿先のアパートに呼ぶ。そこで彼女は僕に手厳しい言葉を浴びせるのだった。「一言いわせてもらうけど」

行先は廃校。 そこで暮らすは、自殺未遂者の少年と変わった名前の少女。 たった二人だけの廃校共同生活、言葉と心で手繰り寄せる、三日間の記憶。 拝復（はいふく）：返事の手紙のいちば…

花言葉で思い付いた小説を書き連ねただけです。 短編連作集ではなく、短編とか中編を何本かの予定です（予定は未定）。 ジャンルですけど、基本的には一般文芸寄りの恋愛小説とラノベ寄りの…

とある文芸イベント。１日目が終了し、夜のうちに仕上げてしまって朝に備えようとホテルのベッドで校正を始めた。眠気が襲う。ドリンク剤で応戦するが、いつしか力尽きて朝を迎えたのであった…

電撃大賞三次選考通過作＋加筆修正。 主人公・徳井ともるが三年間を過ごした高校は、魔女が魔法を使い、語り部が言葉だけで世界を変え、平行宇宙と繋がる教室が口を開け、得体のしれない生…

二十歳の誕生日、二年付き合っていた彼にふられた私は、幼なじみのサヤちゃんに連れられて温泉旅行にきた。 初めて行った土地なのに、見たことのある景色。降りたことのあるバス停。 そして…

言葉にきちんとコストをかけて、言葉そのものを楽しむ。文芸でしか表現できないような言葉の奔流。語感の群れ。燃焼する圧倒的なイマジネーションの世界。ある意味、小説より面白い。よね。真…

１話目（銀の虎編） ちょっぴり笑える学園ファンタジー　♥恋の物語♥ 「登場人物」 佐藤美鳥　小野田学園高校　二年生　美人で鈍感。合気道を習う 松崎紅葉　小野田学園高校　二年生　陸…

最初は数行の、ほんの数行の言葉だった。 小説を書くことが趣味の高校一年生、大村歌音。 文芸部のない高校で一人密かに創作に明け暮れていた彼女は、 同じように一人「曲作り」を趣味とす…

作家志望の少年が所属する文芸部の課題の四題噺。その課題を、幼馴染みで探偵志望の面堂奈子に振ってみるとなんだかフリーダムな解釈が生まれてくる、そんな御華詩。 変則的な暗号解読モノ…

　大学新入生の望月は、ある晩酔った担任の矢野教授と肩を組んで歩く。教授の口から戦争体験を聞かされ、神妙な気持ちになる。翌朝見た高層ビルは、破壊と建設を繰り返す人間の歴史の象徴に見…