「学園 探偵」を含む小説

夏休みが終わる。 高３生の伝統行事・野外劇の準備が進む中で、手持ち無沙汰の端役二人は……、 「シャーペン咥えて授業中ノート取ってるよね、右手のパペットで」――「何か不満か？　そ…

なるべく目立ちたくない高校生・糸冬一木。 ある日彼女はクラスメイトの女刀袮室に〈名探偵〉の資質を見出される。 ひっそり生きたい一木と、謎を解かせたい袮室。 二人の周りには、気づけ…

奇跡と呼ばれた蒼き月は、砂埃によって起こされる。 神秘も風情も、あったものじゃない。 人間なんて、いつだってそうだ。 学校の中に王国を見て、 個人の中に銀河を見て、 牢獄の中に…

限りなく犯人に近い思考の持ち主・指宿薫。 限りなく探偵に近い空手少女・帆足真琴。 全く正反対の2人が、巷で巻き起こる殺人事件を前にして、限りなく解決に近いことをする。現在《イマ…

部員と実績不足を理由に廃部になった写真部復活の実績作りのため、生徒会の下請け仕事や人づてに持ち込まれる校内外のやっかいごとを引き受けて学校中を駆け回る僕、四持《よもつ》太陽。そん…

　読者は全ての登場人物を疑う。 　Ａが本命。次点でＢ。大穴だとＣ。Ｄは怪しくないけど、逆に犯人かも知れない。 　念の為、チラッと登場しただけのＥも疑っておこう。 　だから…

まどかと祐介は、高校の二年生。図書委員になったまどかのところに、さっそく現れた後輩のかかえる謎。奇妙な依頼の裏にある秘密をさぐろうとする二人。図書館司書の川村先生、「子守歌」とい…

北海道にある私立終高校。 そこに通う生徒で生きて卒業した人はいない。 2023年夏に起き、多くの犠牲者が出た「知床事変」 をきっかけに終高校00年代研究部にも事件が次々と起き…

海辺の町に住む女子高生・黒（くろ）は、ある日、クラスメイトの男子・青陽（あおはる）くんから「今から校舎の屋上から飛び降りる。君が俺を裏切ったせいだ」という内容のLINEを受け取る…

都立櫻庭《さくらば》高等学校は、広い閲覧室と三万冊を超える蔵書が並ぶ、都内でも有数の広く種類の多い図書室を持つ高校である。 読書と本屋巡りが趣味の榎戸燈画《えのきどとうが》は、そ…

高校３年の咲見崎（さみさき）サヤが川のほとりで溺死体となって発見された。探偵事務所の白川（しらかわ）所長に、「咲見崎が死んだ理由を潜入捜査をしないかい？」と井波田（いなみだ）は言…

杜亜高校の生徒会長に君臨する網辺愛梨――通称、杜亜帝。 成績優秀、容姿端麗、絶対的に正しく、多くの人間を従える彼女のことが、私――十津根まりは嫌いだ。 ――学期末テストで行われ…

私立時計ヶ丘高校に通う美里ふみ香は、校内で首吊り死体を発見する。同じく死体を発見した小林声は、これは自殺ではなく殺人事件だと断言するが……!? 謎を解くことをライフワークとする少…

舞台は、とある大学の学園祭。 准教授の古都は、同じく准教授の湯上谷を糾弾するためのシンポジウムを企画するが、その当日、シンポジウムを中止せよとの脅迫状が届く。 脅迫状に従わず…

怪異がある意味苦手な少女がトラブルメーカーに引き連れられて関わっていく中、奮闘することになる物語。主人公が自分の過去に捨てた選択に再び会うとき、彼女がどんな選択をすることになるの…

「葉山小学校の図書室で児童が一名、遺体で発見されました。警察によると死因は病死とのことでした」 　ニュースではそう伝えられていたが、実際は違うと探偵部に持ち込まれた依頼の主はそう…

『東京創元社×カクヨム　学園ミステリ大賞』参加作 日常系ミステリー 学校生活の中で起きるちょっとした謎や疑問を、不思議な雰囲気の司書のお姉さんが解き明かしてくれる青春ストーリー…

学園内で美少女と名高い ＜仄白えら＞（ホノジロ・エラ）という女子生徒の 美しい死体が出来上がる。 探偵の登場により 事の始まりが紐解かれてゆく。 果たして、この事件＜白か黒か＞…

かつて数学部には天才と呼ばれた学生がいた。しかし、彼は部室で謎の死を遂げたのだった。 数年後、学校で名探偵とあだ名される九条廉人がこの謎に挑むことに。 だが、事件を追っていると、…

作文コンクールに実話怪談を提出したのがまずかった？ わたし――矢崎裕美は国語の江住先生に生徒指導室へと呼び出された。 江住先生って優しそうだけど、ちょっと頼りない。 そう思…