新しい挑戦の積み重ねで、コンテンツに未来の可能性を切り拓く|月間利用者数約570万人のWeb小説サイト「カクヨム」の仕事

KADOKAWAが運営するWeb小説サイト「カクヨム」は月間利用者数約570万人(23年10月現在)と、おかげさまで多くの方々にご利用いただいています。
カクヨムはここからも、更に大きく成長を続けていくつもりです。そこで、業務拡大のために運営メンバーを募集いたします。

【正社員】Web小説サイト「カクヨム」企画&PRディレクター募集

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我々が求める運営メンバーは、以下に当てはまる方となります。
「物語のあるコンテンツが好きで、コンテンツ制作とWEBサービスを組み合わせて、新しい価値を創造することに興味のある方」

「カクヨム」の最も重要な業務は、サービス運営を通じてカクヨムの利用者を増加させることで、WEBを中心とした新しい小説・テキスト文化を盛り上げていくことにあります。そして、そこから生まれた投稿コンテンツと小説・コミック編集部や映像系事業、ゲーム事業等をつなぐことで、作家と編集者・プロデューサーそれぞれが新たなIP展開を実現するためのサポートを行っています。
これらのミッションを胸に、カクヨムチームは日々様々な仕事に取り組んでいます。

我々は募集に興味をお持ちいただいた方々に、カクヨム運営の「具体的な仕事」についての理解を深めてほしいと考えています。
そこで、カクヨムで実施した企画について、担当スタッフとともにご紹介します。

ケース1:日本最大の小説コンテスト「カクヨムWeb小説コンテスト」の運営


どのような企画ですか?

カクヨム上でKADOKAWAが主催する、年に一度の大型コンテストです。賞金総額750万円以上、全8部門で作品を募集し、40編集部が合同審査を行います。前回は応募総数2万作品以上、商用化作品数日本一となり、ユーザーが最も注目する企画です。

なぜその企画をカクヨムでやる必要があるのですか?

理由は二つあります。
一つは、新しい作品・作家の発掘において、昨今はWEBが重要な位置づけとなっています。そこでWEB発であることを活かして作家がデビューできる機会をカクヨムに作りたかったこと。そしてもう一つは、大勢の人々が楽しんで参加できる”場”を提供することが、プラットフォームにとって必要だと感じているからです。

担当するにあたり、自身の強みを活かせたことはありますか?

これまで様々な企画で運営メンバーを巻き込んだ経験を活かし、プロジェクトチームを編成して議論や作業の効率化を図りました。カクヨムの運営上重要な企画という事もあり、マーケティング戦略の立案から実践まで知見をフル活用できたかと思います。

企画に盛り込んだ新しいチャレンジがあれば教えてください

担当した第8回では、コンテストが抱える様々な課題の抜本的な改善を目指し、部門の新設・再編や編集部選考の過程等で、大幅な変更を行いました。そのために関係各所からのヒアリング、データ分析、プロジェクトチームでの議論を重点的に行いました。

担当者プロフィール

中途採用で契約社員→正社員登用となった4年目の社員です。
これまで広告代理店や出版社でWebマーケティング業務全般を担いました。
出版・IT・UGC・マーケティング・海外展開などなど、この辺りに関心のある方なら、楽しくてたまらない職場だと思います!

ケース2:アニバーサリーイベント「カクヨム誕生祭2023」の企画


どのような企画ですか?

カクヨムは2016年2月29日にオープンしました。それを記念して毎年3月に「カクヨム誕生祭」としてユーザーの皆さまに楽しんでもらえる様々な企画を実施します。
サービス開始から7周年となる前回の「カクヨム誕生祭2023」では、創作・執筆を応援する「カクヨムマラソン」や短期間でお題をもとに作品を投稿する「KAC」などを行いました。(企画の詳細はこちらをご覧ください)

なぜその企画をカクヨムでやる必要があるのですか?

日ごろの感謝の気持ちを込めて、いつも以上にユーザーの皆さまにカクヨムを楽しんでもらえるようにと毎年企画しています。また、「カクヨム誕生祭」が盛り上がることによって、まだカクヨムを利用していない方々にももっとカクヨムのことを知ってもらいたいという思いもあります。

担当するにあたり、自身の強みを活かせたことはありますか?

前述の通り、「カクヨム誕生祭」では様々な企画を実施するので企画ごとに担当者が異なります。そのため、各企画の進捗確認やスケジュール調整など全体を見渡してとりまとめていく必要がありました。生来の心配性な性格を活かし、こまめに、かつ、丁寧にメンバーに確認をとり、綿密にコミュニケーションをとることで各企画間での連携をはかることができ、円滑な企画の実施に繋がりました。

企画に盛り込んだ新しいチャレンジがあれば教えてください

「カクヨム誕生祭」は業務の中で最も新しいことに挑戦しやすく、また、自分のやりたいことを実現しやすい場です。
私はラジオ好きが高じて人気ラジオ番組とのタイアップ企画を行ったことがあり、そのほかにも、有隣堂様のYouTubeチャンネルのファンであるメンバーがコラボ企画を実施したり、お笑い好きのメンバーがラランドのニシダさんに小説の執筆を依頼したりしています。
どれもこれまでに前例のない企画ですが、メンバー全員が自身の興味関心や強みを活かして新しい企画を立案・実現しています。

担当者プロフィール

新卒3年目です。昨年の「カクヨム甲子園2022」の企画と運営を担当しました。カクヨムの文芸ジャンルをもっと盛り上げていきたく、カクヨム文芸部等の企画を行っています。
新しいメンバーの方と一緒に働けることを今から楽しみにしています!

ケース3:IP発掘企画「ツクール×カクヨム ゲーム原案小説オーディション」の提案


どのような企画ですか?

「短編小説を幅広く募集し、その作品を原案にWEB小説からゲーム作品を生み出そう」という企画です。グループ会社のブランド「ツクール(Makerシリーズ)」とコラボすることで、「小説からゲーム化」という夢を実現することを目指しました。

なぜその企画をカクヨムでやる必要があるのですか?

小説の商業化といえば真っ先に「書籍化・コミカライズ」が思い浮かびます。しかし、WEB小説を書いた先にある可能性は本来もっと広くていいはずです。カクヨムでの活動を通じて広がるチャンスを増やす必要があると感じたため、本イベントを企画しました。

担当するにあたり、自身の強みを活かせたことはありますか?

コラボにあたってツクールブランドの担当者の方に企画をご説明した際に、「グノーシアのような『アイデアが話題になるインディーゲーム』が生まれる場所を作りたいんです!」とお伝えしました。具体例を出すことでビジョンに共感していただき、趣味で知っているゲーム知識を仕事に役立てることができました。

企画に盛り込んだ新しいチャレンジがあれば教えてください

この企画に関してはほぼ全てが初めての試みだったので、新しくないことのほうが少ないかもしれません。ただ、新しすぎて受け手が理解できないことを避けるため、バランスには気を遣いました。
見せ方や切り口が今までにない斬新なものでも、土台となる仕組みが受け手にとって馴染み深いものであれば、抵抗なく受け入れてもらえるはずです。そこで「小説からゲームを作る」というテーマ自体は新しく見せつつ、「そのために1万字以内の短編小説を募集します」という参加ルールは、オーソドックスな短編コンテストとして作りました。

担当者プロフィール

中途採用8年目、運営チームのマネージャーも務めています。
過去の主な担当業務は
・カクヨムコン3,4,6の企画と運営
・東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞の企画
・カクヨムロイヤルティプログラム導入プロジェクト(チームの一員として)
などがあります。
私自身が前職は音楽業界でしたので、出版業界、IT業界未経験の方でも、ご自身の強みを活かしてカクヨムの成長に力をお貸しください。

ケース4:投稿作品を紹介する特集企画「自由に補助線を引いて愉しむ、詩の特集 4選」の編集


どのような企画ですか?

カクヨムでは、毎週金曜日にカクヨムの特集ページにて4作品の紹介を行います。
プロのライターに作品の選定からレビューまでを依頼して行う「公式レビュワー回」、運営側でユーザーの投稿している素敵なレビューを紹介する「goodレビュワー回」、そして、今回ご紹介するゲストレビュワーによる特集の企画があります。
ゲストレビュワーによる特集企画では、新規にレビューをご執筆いただける方を探して依頼します。依頼の際は、新鮮な着眼点でカクヨムから作品を探していただけそうかどうかを重視しています。

なぜその企画をカクヨムでやる必要があるのですか?

カクヨムでは異世界ファンタジー作品や現代ファンタジー作品、ラブコメ作品といった一定の傾向をもった作品がランキングには上がりがちです。ランキングはもちろん大事な指標ですが、流行に捉われずに面白い作品を発掘して紹介する場が作りたいという意図で実施しています。

担当するにあたり自身の強みを活かせたこと 

大学在学中に文芸誌のアルバイトをしていた経験から個人的にも詩に親しみがあったため、大崎清夏さんにご依頼してカクヨム初の詩の特集を行いました。

企画に盛り込んだ新しいチャレンジがあれば教えてください

従来、特集公開までゲストレビュワーの参加について告知していなかったのですが、事前告知した方が詩が好きな方に届きやすいと考え、X(旧Twitter)でお知らせしたところカクヨム外の方からも良い反応がありました。
カクヨムでは前例がないことに仮説を立てて実行・検証することが歓迎されるので、新人でも「もっとこうしたら良くなるのでは」が言いやすく、その後に行ったカクヨム発のプロ作家によるおすすめ作品紹介企画でも、同様に事前告知を行ってより企画を盛り上げることができました。

担当者プロフィール

新卒入社2年目の社員です。元々Web小説に親しんでいたわけではなかったのですが、企画やコンテンツに対する熱量がライブで運営側に伝わってくるWeb小説という媒体が面白く、日々ユーザーに楽しんでいただけそうな企画を模索しています。
過去の主な担当業務は
・第1回カクヨム短歌・俳句コンテストの企画運営
・上述の「カクヨム誕生祭2023」での一部企画立案
などがあります。


今回ご紹介した以外にも、カクヨムでは日々様々な業務を行っています。このような仕事を通じてコンテンツ業界に携わることに興味をお持ちいただけましたら、ぜひ下記の求人への応募をご検討ください。

【正社員】Web小説サイト「カクヨム」企画&PRディレクター募集

業務内容

・サービスの運用改善、機能開発提案
・運営、開発にまつわる進行管理
・SNS、ブログ、メルマガ等を通じた広報活動
・プロモーション企画の立案と実行
・投稿コンテスト、ユーザーイベントの運営
・社内他部署の利用促進と窓口対応
・他社関係者との折衝
※書籍編集作業は行いません

応募資格

【必須】
・企画、開発、マーケティングなど、Webサービスの運営に携わる業務経験
・出版、映像、イベント、広告など、エンタメ・メディア業界での業務経験
※上記いずれか、もしくはそれに準ずるご経験をお持ちの方で、社会人経験3年以上
【歓迎】
・複数人が関わって目的を遂行する業務プロジェクトをまとめた経験
・不特定多数の人々で構成されるコミュニティを育成、運営した経験
・WEBサービスやアプリの要件定義、仕様策定、開発管理の経験
・ツールを用いて分析したデータを元に、業務判断を行った経験

下記エントリーフォームからご応募いただけます

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