概要
海辺で人形を拾ったその日、少女は現実から足を踏み外した。
くるり くるり くるくるり
それは 人形たちが奏でた物語詩
震災に遭い、遠縁の親戚へと預けられた「ナナ」。住み慣れた町から離れ、両親と離れ、心細さや不安を感じていたナナは、ある日、寂れた海辺で薄汚れた人形を拾う。それをきっかけに、ナナの身の回りで不思議なできごとが起こり始め――人形にまつわるエピソードを混ぜこんだ現代ファンタジー。
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