青春のお供にボディビルどうですか？　～　最強ビルダー小田島昇　高校編　～

ボディービルと青春がテーマの筆者の架空の息子『昇』と幼馴染『尚』が鍛えたり、食べたり、減量したり、恋愛したり、SAGAしたりする小説です

筆者の小田島さんは自身がボディービルなので、トレーニング、食事、減量全て、リアリティがあり見事な描写です

そして主人公の昇と幼馴染、尚のラブコメ描写は甘酸っぱい

女性の心理描写も上手な方なので女性読者もきっと楽しめると思います

主人公の昇なのですが、私は勝手に範馬刃牙のイメージで読んでいました

強くなりたくば喰らえなムフフなシーンもありますので男性読者も必見です

減量がきついボディービルはあまりやりたいと思いませんが、こんな青春を送りたかった！

ボディビルをテーマとして取り扱った物語なのですが、大会とそれに向けた準備までの描写がとても細かく書かれていて、非常に読みやすい作品でした。

日頃ジムのウエイトエリアでトレーニングしている人達を見て、どうやってあの筋肉を維持しているのか気になっていましたが、その謎の一端が解明した気分です。

青春要素も含まれているため、青春スポ根好きにはおすすめの一作です！

楽しい時間をありがとうございました。

多くの人が名前を知っていても実態を知らないだろう、ボディビルという競技に焦点を当てた青春ストーリーです。

競技に懸ける情熱・葛藤・スポーツマンシップ等々、スポ根青春ものとして欠かせない要素を備えており、ステージでの登場人物たちのぶつかり合いに熱くなりました。

単なるショーではなく、熱いスポーツであるボディビル。是非多くの方にその熱さを感じていただきたいです。