概要
そのせいで、父である国王と母である王妃とは違うエメラルドグリーン色の髪と薄紫色の瞳を持つ。
お陰で国王は王妃の不貞を疑い、リリアは王妃に疎まれる結果となってしまった。
命を狙われることはないが、寂れた離宮に住まわせたり、嫌がらせをする侍女を配置させたりと、常にリリアの不幸を望んでいた。
けれどサビルース王国は精霊に守られた国である以上、愛し子のリリアは国の宝。ルートリとは別の精霊と代々契約を結んでいる四大公爵家からは一目置かれていた。
その中の一角、パルディア公爵家のノエはリリアの幼なじみにして、風の精霊ウェルディアの精霊士。
リリアに一目惚れをしたノエは、結婚適齢期を理由にル
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- ★★★ Excellent!!!慈愛に満ちた溺愛物語
夢見の精霊ルートリに愛されし王女・リリアは、父母と異なる容姿のせいで不義の子として劣悪な環境下に置かれていました。
しかし、精霊ルートリから得られる予言は絶対であったため、不義の子として疑われつつも王族として扱われます。
そんなとき、ルートリから結婚適齢期ということで、国王と王妃にリリアの結婚相手を探せという助言を予言という形で与えられます。
そこで現れた、ノエ・パルディア公爵令息はリリアの幼なじみで彼女にべた惚れ・溺愛・盲愛!
国王や王妃、リリアを狙うラーキンズ公爵家との様々な問題を解決に向かわせようと奔走し、そして最後は……。
という筋書きですが、個人的に好きなのはリリアとルートリと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ヒロインが好きすぎて、そんな事までしちゃうんですよね
ヒロインが好きすぎて、そんな事までしちゃうんですよね
幼馴染って良い響きですよね。割と憧れる方も多いのではないでしょうか。
この精霊に愛されたハズレ王女も、副題にある通り、幼馴染からの溺愛がメインとなります。
しかし、ハズレ王女と称される主人公――リリアは、幽閉されている身。幼馴染との出会いも幼い頃で、長い間疎遠になっていた。
しかし、読み進めていくと、あれ疎遠だった筈なのになんでそんな事まで?
あ、それ……ストーk……あ、情報収集ですね。ものは言いようですもんね。
ちょっと(?)狂気を感じるも、それも全て愛。疎遠になっていた間に長年降り積もった想いが暴走したかのような溺愛。とくと堪能し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!精霊の愛から始まった不遇を断ち切るのは、一人の男による過剰すぎる溺愛。
夢見の精霊ルートリの愛し子として生を受けたリリアを待ち受けていたのは、母親である王妃からの冷遇。本来は持ちえない愛し子としての資質と両親とは違う髪と目の色が原因で、王妃が周囲から不貞を疑われたせいだ。
実の母親から疎まれ、離宮に押し込められたリリアを影ながら見守っていた者がいた。四大公爵家の一つであるパルディア家の嫡男、ノエである。
彼の家は風の精霊ウェルディアと契約している一族で、その力によって王国中の情報を網羅している。そう、外の世界から徹底的に断たれたリリアの離宮だろうと、ノエには全てお見通しなのである。
精霊の力を存分に使ったストーカー……いや、溺愛ヒーローであるノエの言動に終始…続きを読む - ★★★ Excellent!!!精霊に愛された不遇王女は、幼馴染の溺愛を受ける
ヒロインのリリアは、一国の王女として生まれたが、それと同時に夢見の精霊ルートリの愛し子でもあった。それゆえに、両親である国王と王妃からは冷遇され、周囲の人々からも疎まれることとなってしまう。
しかし、リリアはかつての幼馴染であるノエと再会を果たすことで、不遇を受け続ける運命を塗り替えてゆきます!
ヒーロー、ノエのリリアへの溺愛っぷりは非常に深く、時たまおかしくもなってしまいますが、最高に素敵なラブロマンスとなっております!
慎ましくも、健気にノエからの溺愛に応えるリリアも非常に可愛らしく、魅力的です。
また、世界観も壮大で、世界の鍵として登場する精霊たちも魅力的なキャラクターばかりです…続きを読む