概要
ありふれた幸せを望む元妃。無欲な彼女の望みは果たして叶えられるのか?
シャーロット・カールストン侯爵令嬢は、元上級妃。
このたび、めでたく(?)国王陛下の信頼厚い側近に下賜された。
花嫁は下賜された翌日に一人の侍女を伴って郵便局に赴いたのだ。理由はお世話になった人達にある書類を郵送するために。
その足で実家に出戻ったシャーロット。
実はこの下賜、王命でのものだった。
それもシャーロットを公の場で断罪したうえでの下賜。
断罪理由は「寵妃の悪質な嫌がらせ」だった。
シャーロットには全く覚えのないモノ。当然、これは冤罪。
私は、あなたたちに「誠意」を求めます。
「下賜された元妃は多くは望まない」から「元妃は多くを望まない」に題名変更します。
このたび、めでたく(?)国王陛下の信頼厚い側近に下賜された。
花嫁は下賜された翌日に一人の侍女を伴って郵便局に赴いたのだ。理由はお世話になった人達にある書類を郵送するために。
その足で実家に出戻ったシャーロット。
実はこの下賜、王命でのものだった。
それもシャーロットを公の場で断罪したうえでの下賜。
断罪理由は「寵妃の悪質な嫌がらせ」だった。
シャーロットには全く覚えのないモノ。当然、これは冤罪。
私は、あなたたちに「誠意」を求めます。
「下賜された元妃は多くは望まない」から「元妃は多くを望まない」に題名変更します。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!後宮で冤罪を受けた元妃が自己防衛の証拠を元に加害者側に仕返しする痛快譚
二度にわたり婚約者の不貞で婚約破棄をした侯爵令嬢が後宮入りした後、先輩上級妃と敵対する事となり、度重なる嫌がらせをあい、終いには国王が寵愛する妃を貶めたと、国王自ら下位貴族の次男への下賜を下し後宮を追い出される、という身に覚えがない冤罪を被り、下賜先に赴けば、下賜の連絡がなかったのか、門前払いにあい、実家の侯爵邸に出戻る事となったヒロインではあったが、後宮入りした当初から住居となった離宮内や自身の装飾品に小型の記憶媒体の魔道具を仕掛け、加えて日々の日記付けで他の妃からの嫌がらせを受けていた動かぬ証拠となり、先の冤罪も一方的に被っていたと国王や罪を擦りつけた妃の実家へ糾弾する、そのヒロインの強…続きを読む