概要
その愛は、世界の最底辺から始まった。
舞台は森の中の秘境ニャンロアイ王国。人口のほとんどが頭に角を持つ角性であり、角無しの者は各地に点在する被差別集落に追放される。
その一つ、タシャト村に行く途中で谷底に落下した鱗性のルルナは、助けてくれた翼性のヒシアと共に暮らすことになる。貧しく忙しい生活の中すくすく成長したルルナだが、長らく己の弱さを気に病んでいた。
そんな中、変化の時が訪れる。ある日、村に異邦人が現れ、角性との戦争を提案してきた──。
※「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」参加作品。
☆ご挨拶☆
本作をご高覧くださり誠にありがとうございます。
もし少しでも面白いと感じて頂けましたら、フォロー・星・ハート・コメントなどで応援して頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
その一つ、タシャト村に行く途中で谷底に落下した鱗性のルルナは、助けてくれた翼性のヒシアと共に暮らすことになる。貧しく忙しい生活の中すくすく成長したルルナだが、長らく己の弱さを気に病んでいた。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一冊の歴史書を読み解くような物語
舞台となる世界の歴史書に記されたある時代、ある国のページを読み解き捲っていくような物語。
そこには営みがあり、季節があり、争いがあり、生きていた人々がいたと文面としてではなく真実として読んだ人に見せてくれる。
あっさりと描写されている部分もありますが、それはそれで想像力をかき立てられ、もっと読みたいと心地の良い物足りなさで満たしてくれる。
話のテンポも良くてとても読みやすかったです。
世界の在り方は雨季のように曇天が続くけれど、終わりに見上げる空は始まりよりもずっと美しく晴れ晴れとしている。
そんなどん底から始まった二人のどん底で終わる、ありふれた愛の物語でした。