登場人物のほとんどが某銀行員のドラマレベルでキャラが濃く、そんな濃いキャラが主人公に下剋上される様は痛快で声を出して笑ってしまいました。
また、主人公含めて人の嫌な部分やダメな部分がもの凄く強調されているので、この作品の登場人物たちは反面教師として素晴らしい教材にもなります。笑って楽しみながら道徳を学べる素晴らしい作品だと感じました。
最後に、これから読む方へのちょっとした注意点があります。この作品には前作にあたる作品があり、途中に前作を読んでないと分からない描写が少しだけあります。ですが、前作を読んでなくても十分にこの作品は楽しめるので、昔主人公がヤバいことしてたんだなぐらいの認識があれば大丈夫です。長文失礼しました。