ガリヴァー旅行記

 今回は岩波文庫版の『ガリヴァー旅行記』です。誰もが知っている作品でしょう。でも、小説でしか描かれていない内容もあります。今回はそこにスポットを当ててみます。


 『ガリヴァー旅行記』はあまりにも有名です。小人の国、巨人の国を旅行する。子供時代に絵本で読みました。ですが、小説は全然違いました。絵本では面白おかしく書かれていたのに。


 小人の国、巨人の国ともに風刺が多いです。絵本と違って子供向けではないです。風刺といっても当時の時代背景を知っている方がより楽しめるので、ネットで調べつつ読むのがベストでしょう。


 また絵本などと違うのが小人の国、巨人の国以外にも国を訪問している点です。

 なんとも訪れているのです。鎖国当時の日本がどのように諸外国から見られていたかが分かります。日本についての記述は五ページほどしかありませんが。


 そして、空を飛ぶ島「ラピュータ」も訪問します。そうです、宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』もガリヴァー旅行記に由来した名前なのです。


 他にも面白い箇所がありましたが、日本及びラピュータ訪問の話が印象的でした。かなり簡潔になりました。


 今回はこの辺で。

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