概要
人と妖怪が共存していた、昔々の物語
母の再婚に複雑な思いを抱いた柚は、家を出て、浦野家で女中奉公をすることに。しかしそこは、いわくつきの家だった……!ある夜、恐ろしいものを見てしまったときから、柚の日常は大きく変わってゆく。怪異が大好物な主、春太郎に振り回されながら、様々な妖怪たちと出会うのだった。
※注意
本作は、架空の藩が舞台となっております。
作中に登場する妖怪は、従来の解釈と異なる部分もあります。
※注意
本作は、架空の藩が舞台となっております。
作中に登場する妖怪は、従来の解釈と異なる部分もあります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!こんな妖怪達なら出会ってみたい!
とある理由から、武家である浦野家で女中奉公する事になった柚。
そんな柚の主人となった春太郎は、薄給の武士で右筆役配下風史編纂係という文官。
風史編纂係は完結に行ってしまえば、妖怪の話を集める仕事。
女中として働く傍ら、柚は春太郎の仕事を手伝う事になっていくのだが……
時に恐ろしく、時に楽しく妖怪達と関わる柚や春太郎。
日常であって、非日常とも言えるその日々が、とても心地よく語られる本作。妖怪がいる日々で、怖い時もあるけど、頼もしい時、友人のように語らう時もある。
人と人との関わりとはちょっと違った日常に思わずのめり込んでしまいました。
オススメです。