自主企画『ダイスロール・ウォー』用設定 ラスト‐マン‐プレミアム
負け犬アベンジャー
プロフィール
☒
『毛天使』メッサハエール
・外見
身長100cm体重60kg
全身を頭部から伸びたキューティクルの強いストレートの茶髪に包まれており、どちらが前だか後ろだかわからない。頭の上には天使の輪が浮いている。
よく見ると背中側に二つの突起あり、短い翼が下に生えている。
・経歴
チーム『ラスト‐マン‐プレミアム』の世話係の天使。
元は『育毛』をつかさどる下神の一角、ごく少数ながら強力で持続的な願いの力を集め、低い位置ながら安定していたが、昨今の不景気とハゲへの人権はく奪により地位を追われ天使にまで下がった、となっているが実際のところは不明。
・性格
無言で無口、世話係と言いつつも実際は放置。
知性は高いが基本的に人間を見下しているらしく、相手の意志を無視して独断で色々決める。
・待機場所
『バーバー・失楽園』
二階建ての民家の一階を改装した床屋、大鏡の前に椅子が三つ、シャンプー台にタオル蒸し器にトイレにレジもある。電気、水道、ガスは通じている。
二階の民家部分は破壊されたほぼ廃墟、なのでメンバーはみな一階にたむろしている。
外には破壊された自動販売機が何台か、内の一大はカップラーメンで、もう一つはエロ本。
なおこの建物は小さな孤島の上にあり、周囲はひたすら青い海が広がっている。魚もいない。
・能力
手足があるかも不明ながら滑るように移動でき、また毛だらけで顔が見えないにも関わらず良く見え、良く聞こえる。
毛の奇跡。
文字通り相手の体毛を損減させ、操る。対象の体重以上の量を一気に生やし、蠢かせて拘束したり操ったりもできる。ただし頭髪には効果がない。
主に暴れるメンバーを大人しくさせるために用いる。
・ラスト‐マン‐プレミアム
それぞれが『聖遺物』の力により、それぞれが己の世界を守るどころか逆に滅ぼし、人類を絶滅させてしまった罪人たち、そしてその罪滅ぼしのためこの戦いに参戦させられている。
やらかしたのは当人たちであり、通常ならば地獄の最下層行なのだが、そのための手段が神が渡した聖遺物であり、つまりは神側にも任命責任が問われるため、そこら辺をあやふやにするための参戦となる。
なお本来は六人に限らずもっと人数がいるが、その中で有用なものをよりすぐったから『プレミアム』とついている。
・聖遺物
現世に直接介入できない神が、人類を救うために渡す、文字通り神話に出てくるような強力なアイテム。
通常は『人の領域』と呼ばれる力をセーブした状態だが、本来の力の『神の領域』で用いれば人類を滅ぼすだけの力を発揮する。
アイテムという固定化された力が柔軟性を奪い、また使い手をその世界からしか選べず、かつ間接的にしか観察できなかったという問題から昨今ではアイテムではなく人物、即ち異世界転生や召喚が主流になっている。
「……け!」
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