第8.5話
Al「ちなみにエビデンスってどういう意味?」
Mg「えっ?何かをやった証拠みたいなことじゃなかったっけ」
Al「へー。じゃあリスケは?」
Mg「リスケジュールの略で日程を組み直すことだね」
Al「へーへーへー。じゃあリスカは?」
Mg「手首を切ることだね・・・・。そしてそれは社会人がよく使う言葉ではないね」
Al「ミグちゃん凄いね何でも知ってるね」
Mg「知ってることだけだよ。というか何で急にカタカナ言葉で攻めてきたの」
Al「この辺のカタカナ言葉もよく聞くなぁと思って」
Mg「確かにスーツ着ている人がそんな話するかも」
Al「でしょ?今の日本って古文も英語もよく使われるんだね」
Mg「さっき話していたやつは古文でも英語でもないと思うけど・・・・。でも確かに使われているかもね」
Al「そうでしょう?日本で生活している人って言語鍛えられるよね」
Mg「うーん・・・・。でも世界とはベクトルは違っているような。色んな国の影響受け過ぎというか」
Al「多様性があるって言えば良い事っぽいじゃない?」
Mg「聞こえは良いけど、言葉は通じやすい方が良い気がするなぁ」
Al「ぎゃふん」
Mg「いや別に論破しようと思って言った訳じゃないよ」
Al「正直私もそう思うんだ。同じ言語使った方が世界の皆と話が通じやすくて良いなって。戦争を無くしたいならまず世界中の言語を統一するべきだよね」
Mg「急に壮大な話になったね」
Al「世界でさたまに何かの暗号みたいな言語あるじゃん。あれ見ると戦争の時相手にバレないように作った名残なのかなとか思うんだよね」
Mg「へーそんなのあるんだ。例えばどこの国?」
Al「言わないでおく」
Mg「えっ何で?」
Al「万一この会話聞かれて悪口だと思われて、謝罪と賠償を要求されたら嫌だから」
Mg「気にし過ぎだよ・・・・。でも謝罪と賠償でわかったからいいや」
Al「ミグちゃんはどう思う?」
Mg「えっ。えっ?さっき話聞かれたらって言ったのに感想聞くの?」
Al「ダメだったかしら」
Mg「いやアルちゃんのそういう意地悪な所好きだよ」
Al「あ、そう・・・・」
Mg「ところでもし本当に1つの言語で統一するとしたら、やっぱ英語かな?」
Al「えっ何で」
Mg「だって世界で1番使われているじゃん」
Al「えー。英語って文にする時順番ぐちゃぐちゃになってわかり辛いじゃん。日本語の方がわかりやすいと思う」
Mg「日本人が英語苦手なのはそのせいかもね。正直こっちは少数派だよ。多数派に合わせないと」
Al「なれどもさぁ」
Mg「なれどはもう良いから」
Al「これみたいに何ていうか、日本語って芸術性みたいなのがあるじゃん?英語はシンプル過ぎるよ」
Mg「アルちゃんもさっき統一するならわかりやすい方が良いって言ったじゃない」
Al「面白味が無いよ」
Mg「えぇ・・・・。じゃあもう今のままで良いや」
Al「そうだね」
Mg「なんというか不毛なやり取りだったね」
Al「「不毛な」?それって「意味が無い」って言えば良くない?」
Mg「だからもうええわ!!」
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