第32話
Tm「今日は転校生を紹介します」
Al「凄いねミグちゃんフィクションでありがちなやつだよ(ヒソヒソ」
Mg「本当だねこんなベタな展開やりたがるんだね(ヒソヒソ」
Tm「皆さん静かに。では入ってください」
Sc「(入場)」
Al「ミグちゃん凄いよフィクションでありがちなお嬢様だよ(ヒソヒソ」
Mg「本当だねベッタベタな高飛車お嬢様だねこの愚民共とか言いそうだね(ヒソヒソ」
Tm「はい、では自己紹介をお願いします」
Sc「・・・・。」
一同「・・・・。」
Sc「こんにちはー皆さま!!スカジア=アルソンと申しますわ!!」
※一同ずっこける
Tm「よろしくお願いしますね。えーとご出身が確か・・・・」
Al「はいはいはーい外国の人ですかー?」
Mg「名前的に私達皆外国人の筈なんだけどね」
Sc「えぇ。わたくし、離れた島の出身ですのよ」
Al「へー。何処何処?」
Sc「鹿児島」
Al「日本じゃねーか」
Sc「日本ではなくキュウシューですわ」
Al「九州も日本でしょうが」
Tm「えっとスウェーデンに住んでいた時期があるそうですね。3か国語を話せるとか何とかって」
Mg「3か国?日本語スウェーデン語と、後は?」
Sc「カゴシマ語ですわ!!」
Mg「日本語の一種だよそれは」
Sc「日本語とカゴシマ語は全然別物ですわ」
Mg「アメリカの英語もイギリスの英語もどっちも英語なんだよそれと同じだよ」
Al「ちなみにカゴシマ語ってどんなんなの」
Sc「こんちゃらごわした」
Al+Mg「「( ゚д゚)???」」
Sc「日本語でこんにちはという意味ですわ」
Al「ミグちゃんやっぱりカゴシマ語は日本語とは別物かもしれない」
Mg「いやいや方言ってそんなもんだよ私達が「こぴっとしろし」とか言っても通じないのと同じだよ」
Al「ちなみに薩摩弁はいつも使ってる?」
Sc「うんにゃ普段はほとんど使いませんわ」
Al「じゃあ基本お嬢様語なんだね」
Mg「1か国語増やさないで。いや国じゃないけど」
Sc「うふふ、そうですわね。ところであなた」
Al「私?」
Sc「あなた、もじょかですわね」
Mg「!!」
Al「??」
Sc「ふふっ、皆さまよろしくお願いいたしますわ」
Mg「待った!!アルちゃんは渡さないよ!!」
Al「いや私ミグちゃんのものじゃないんだけど」
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