第43話
Al「大変大変大変たいだよ2人共!!」
Mg「どうしたのそんなに慌てて」
Al「学校に持って来て良いお菓子が300円までから200円までに改定されたって」
Mg「何その小学校の遠足みたいな校則」
Al「どうしようこれは由々しき事態だよ。菓子パン3,4個買えたのが2個しか買えなくなっちゃう」
Mg「2個も食べれば十分でしょう。菓子パンばかり食べてたら身体に悪いよ」
Al「丸1日甘い物の気分になる日があるんだよ」
Sc「菓子パンが買えないならケーキを買えばよろしいのに」
Mg「多分洋菓子もダメなんじゃないかな。というかそういう問題じゃなくてお弁当持って来たら良いと思うよ」
Al「1日パンしか受け付けない日があるんだってば。ちょっと生徒会長訴えてくる」
Mg「やめておきなよ」
Al「もういい加減許せないあのおっぱい会長め!!ミグちゃんだけ着いてきて。行くよ!!」
Mg「何で!?」
Al「お嬢様はケーキ食べているから。休み時間でさっさと済ませてくるよ」
Mg「えっあっ本当だまだお昼休みじゃな
Al「早く!!」
Sc「お気を付けて~」
Al「たのもー!!クズの生徒会長はあんただね!!」
Mg「人をいきなりクズ呼ばわりするのやめようね」
C「いかにもたこにも。私が生徒会長の角野カスミだよ」
Al「ほらどうよミグちゃん。見てよあの凄く生意気な態度とおっぱいを」
Mg「そんな態度出してるかなぁ?」
Al「生徒会長!!ここで会ったが百年目!!」
Mg「そこまで言う程の仇なの?」
Al「あのふざけた校則はどういうことだよこのゴミクズが!!」
C「ふふっ。そう言ってくれる生徒をずっと待っていたんだよ」
Mg「と、いうと?」
C「君のように面と向かって罵倒してくれる人を待っていたんだ」
Al+Mg「「????」」
C「私ね。今君に罵倒されて凄く興奮しているんだよ」
Al「( ゚ д゚)」
C「今回何故あんなルールを制定したかって文句言いに来たんだよね」
Mg「えっ、あっ、ハイ。そうです」
C 「それは簡単な話だよ」
Mg「と、言いますと?」
C「最近皆さ、私が決めたことに対するリアクション薄いじゃん・・・・」
Al+Mg「「は?」」
C「以前は私がへんてこりんな政策を打ち出す度に皆沢山文句言って罵倒してくれたから満足して無しにしていたけど
最近はあーはいはいみたいな感じで皆流すじゃないか。酷いよ
私は皆に罵倒されたくてあんな酷い校則打ち出しているんだよ?
お菓子買うお金減ったら糖分足りなくて困るじゃないか。なのに君達しか文句言いに来てくれなかったよ。こんなことってあるかい?」
Al+Mg「「(なにいってだこいつ)」」
C「そうやって誰も反対してくれなくなったからこの校則が制定されてしまったんだ。以前のように私を皆で罵倒してくれればこんなことにはならなかっただろうに・・・・」
Mg「あの、つまる所、生徒会長は全校生徒に何をしてほしかったんですか?」
C「私をゴミのように扱ってほしかった」
Al+Mg「「(マジなにいってだこいつ)」」
C 「今日はこうやって君達が文句言いに来てくれて嬉しいよ。だから今回の改定は無しにする。明日からはおやつ300円分持って来て良いよ」
Mg「はぁ・・・・」
C 「これからも私のことをゴミクズ同然に扱ってくれて構わないよ」
Al「は?」
Mg「あっちょっと待った!!生徒会長ばっかり許さない!!アルちゃんがそういう扱いしても良いのは私だけだよ!!」
Al「そんな約束してないんだけど」
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