第5話
Tm「はぁ・・・・疲れたぁ」
Kr「大変ね。いつもため息ばかりで」
Tm「・・・・。」
Kr「どうしたの?」
Tm「どうしたのじゃなくて。あなたいつも他人事じゃない。全くもぉ」
Kr「実際他人事だもの」
Tm「あのねぇ・・・・。まぁいいや。はぁ肩凝った」
Kr「肩凝るのはあなたのおっぱいが大きいからでしょう」
Tm「同性の友達相手でもセクハラって通用するかな?」
Kr「さぁ?私は特に肩凝ってないしよくわからないわ」
Tm「それはあなたが働いてないからでしょう。良い加減働きなさいよ」
Kr「嫌よ面倒臭い。そう言えばセクハラってこないだ生徒からセクハラ受けたんだって?」
Tm「生徒のことは別にいいよ。それよりあなたいつまでそんな生活してるつもり?」
Kr「ずっと」
Tm「働く者食うべからずって言葉知ってる?そんな生活ずっと続けてたら生きてないよ?」
Kr「なんで?」
Tm「なんでって・・・・。そういう世界だからに決まってるでしょう」
Kr「...Why, Japanese people.」
Tm「それ言うならもっと声張って言ってくれる?」
Kr「嫌よ面倒臭い」
Tm「言うと思った」
Kr「働かないとどうこうなんて誰かが勝手に決めたことでしょう?それに私が従ってあげる義務なんて無いわ」
Tm「従ってあげるって・・・・。ニートがなんでそんな偉そうなこと言える訳?それこそ勝手に言ってるだけでしょう」
Kr「まぁね」
Tm「えぇ・・・・。それにあなたの場合妹さんが影響受けちゃってるじゃない。何かずっとパソコンでゲームしてるし。妹さんのためにもよくないと思わない?」
Kr「別に」
Tm「そう・・・・。というか妹さん何かエッチなゲームしてない?教師として放っておけないんだけど」
Kr「対象年齢的には大丈夫」
Tm「それなら大丈夫って私の立場じゃ言えないんだけど」
Kr「本当は18禁のやつがやりたいんだって」
Tm「ダメに決まってるでしょ!!」
Kr「何で?私的には色んな世界を知ることができて良いと思うんだけど」
Tm「その色んな世界を知り過ぎて夢中にならないように規制があるのよ」
Kr「Why, Japanese people.」_(:3 」∠ )_
Tm「・・・・せめて起き上がって言ってくれる?」
Kr「嫌よ面倒臭い」
Tm「もぅ姉妹揃って・・・・。妹さんの将来が心配よ」
Kr「なるようになるわ。私と同じで」
Tm「いやなってないからあなたの場合」
Kr「Why, Japanese」
Tm「それはもういいから!!」
Kr「そう」
Tm「そうじゃなくて。あなた姉としてちゃんと授業出るよう説得してよ」
Kr「私がそんな話して説得力あると思う?」
Tm「・・・・。」
Kr「無いでしょう?あったとしても結局は自分次第だから私たちがどうこう言う必要なんて無いわ」
Tm「言う必要があるかどうかじゃなくて面倒臭いだけでしょう」
Kr「・・・・。」
Tm「あなたねぇ・・・・」
Kr「そんなに出て欲しいなら自分で言えば良いじゃない。教師なんだから」
Tm「もういつもそうやって私に押し付ける」
Kr「やらないの?面倒臭い?」
Tm「別にそんなことは」
Kr「じゃあやって」
Tm「もう・・・・。昔はもう少しやることやってくれたのに。ねぇアイラさん?」
Ar「何?先生」
Tm「あのね、そうやってずっと引きこもってゲームばかりやっていたらお姉さんみたいにダメな大人になってしまいますよ。お姉さんみたいに。だから少しだけでも授業受けませんか?」
Ar「面倒臭い」
Tm「・・・・そうやってお姉さんみたいなこと言うのは先生感心しません。将来のことを考えてみましょう?」
Ar「考えるの面倒臭い」
Tm「・・・・。」
※コイツもうダメだ。と悟った表情に
Kr「そんなもんよ」
Tm「何でよ!!あなた達はもう!!」
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