第6話
Mg「トゥーリ先生、顔に痣とかたんこぶとかあったけど何があったんだろうね?」
Al「さぁ?」
※5話の後夜通しKrと殴り合いの喧嘩をしたため
Al「彼氏と何か揉めたんじゃない?居るかどうか知らないけど」
Mg「そうかもねー。でも意外だなぁ。トゥーリ先生優しいからあまり喧嘩とかしなさそうなのに。まさかDV!?」
Al「さぁね。どっちでもいいよ」
Mg「えぇ・・・・。アルちゃん心配じゃないの?」
Al「別に。やられたらやり返すでしょ普通。本当に一方的に殴られっぱなしだったんなら頭おかしいと思うよ私は」
Mg「私はアルちゃんに一方的に殴られたいと思ってるよ」
Al「今度またそういうこと言ったら絶交ね」
Mg「ごめんね蹴っても良いから絶交だけは許して」
Al「蹴っても良いなら許すとかって問題じゃないから」
Mg「それは置いといてさ」
Al「置いとかないでよ」
Mg「次もトゥーリ先生の授業だし、何があったか試しに聞いてみようかな」
Al「やめときなよ。こういうのは犬も食わないって言うじゃん。痴話喧嘩は~だっけ」
Mg「夫婦喧嘩は犬も食わないね」
Al「あぁそっか」
Mg「ちなみにアルちゃんはそれ何食べてるの?」
Al「ちくわパン」
Mg「何で北海道のローカルフードを・・・・。授業始まるまでに食べてね」
Al「うむ。ことわざって動物に色んな物食べさせようとするね」
Mg「そうだっけ?」
Al「だってさっきのやつの他にも蓼食う虫も好き好きっていうのもあるじゃん」
Mg「あー・・・・。でも他にあったっけ?」
Al「猫に小判」
Mg「それは食べさせてないと思うよ」
Al「馬の耳に念仏」
Mg「耳って言ってんだから絶対食べさせてないでしょ」
Al「バクに夢」
Mg「それはことわざじゃなくて中国の伝説だよ」
Al「何でも知ってるねミグちゃん」
Mg「知ってることだけだよ」
Al「何か言えばちゃんとしたツッコミ入れてくれるね。雉も鳴かずば撃たれまいだね」
Mg「アルちゃんは言う立場じゃなくて言われる立場でしょそれ」
Al「言いたかっただけだからね」
Mg「アルちゃんもボケずばツッコまれまいだよ」
Al「うまい!!」
Mg「どっちが?」
※Alは2個目のちくわパンを食べている
Mg「早く食べないとまた先生来ちゃうよ」
Al「うむ。でも後もう1個あるんだよね」
Mg「もう1個はお昼に食べなよ!!」
Al「うむ。ところで蓼って何なの?」
Mg「えっ、それは知らないなぁ」
Al「そっかー。じゃ調べてみよう」
Mg「いや、だからパンさっさと食べて・・・・」
キーンコーンカーンコーン
Al「あっ」
Tm「はい授業を始めま・・・・と、ロレントさんそれは何ですか?」
Al「ちくわパンです」
Tm「えっ・・・・とその、授業中に食事は困ります。しまってくださいね」
Al「食べます?」
Tm「食べません。早く教科書出してください」
Al「先生機嫌悪いなぁ・・・・。あっそうだ先生その痣彼氏と喧嘩でも」
Tm「関係ないでしょう!!良いから早く準備してください!!授業始めますよ!!」
Al「!? は、はい」
Mg「雉も鳴かずば・・・・」
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