第3.5話

Mg「ち、ちなみに身長体重以外はどうだった?」


Al「視力が自己ベスト出たと思う」


Mg「視力って自己ベストとかって概念あったっけ?」


Al「あるじゃんだってスコア出るんだもん」


Mg「いやいや視力はスコアとか呼ばないでしょ」


Al「そう?体力測定みたいな感じで自分の実力を出し切る気持ちでやってるよ。1つのゲームみたいなもんだよ」


Mg「確かに見えないのをどうにか見えるよう頑張るとかあるけどゲームではないよ」


Al「気持ち的には似てない?」


Mg「似てない」


Al「でもさ小学生の時の全部ボードに書いてあるやつはゲームっぽさあまりなかったけどさ、1つずつ出てくるやつだったじゃん今日。あれは結構それっぽかったと思うんだよね」


Mg「うーん・・・・。ちょっと理解できないかも」


Al「えー。私もっと色々やりたいな視力検査ゲーム」


Mg「だからゲームじゃないって」


Al「私ねやってみたいやつあるんだ。何かさ立って離れてやるやつじゃなくて機械覗いてやるやつあるらしいじゃん。あれやりたい」


Mg「その方がゲームっぽいから?」


Al「そっそっそ!!しかも黒い輪っかだけじゃなくて気球とかも出てくるらしいじゃん?」


Mg「ん?」


Al「しかも空気出して攻撃してくるらしいよ。完全にゲームじゃない!?」


Mg「それ眼鏡作る時にやるやつかも」


Al「へ?」


Mg「何かそれあったよ。確かに気球出て来たし空気も吹き掛けられたけど別にゲームでは・・・・」


Al「えー!!ミグちゃんやったことあるの!?ずるい!!」


Mg「いやそんな羨ましがることかなぁ?」


Al「すっごい羨ましいよ!!くそう!!私もやりたい!!」


Mg「さっきからそのくそーって何?誰かの物真似?」


Al「ジャックバウアーの物真似」


Mg「えっ・・・・」


Al「くそう!!ってよく言ってるじゃん」


Mg「いや、その人の物真似する芸人さんしか見たことないからわかんない」


Al「私もそっちしか見たことない」


Mg「じゃあ物真似する芸人さんの物真似じゃん!!ジャックバウアーさんに失礼だよ!!」


Al「まぁそれは置いといてさ」


Mg「置いとかないでよもっと失礼だよ」


Al「本当にすまなかったと思う」


Mg「それも芸人さんの物真似でしょう」


Al「なんでわかったの・・・・」


Mg「まぁいいやもう。とりあえず1つ言えるのは、アルちゃんが頑張って視力自己ベスト出したら眼鏡作る機会無いから、やりたいっていうゲームも出来ないと思うよ」


Al「くそう!!」


Mg「それももういいよ」


Al「じゃあ視力悪くして眼鏡作りに行くしかないか・・・・」


Mg「いやわざわざそれやる為だけに視力悪くしちゃダメだと思、あっ、いや、いや!」


Al「どうしたの?」


Mg「アルちゃんの眼鏡姿・・・・。えへへ、良いかもぉ・・・・。やっぱり眼鏡作ろうアルちゃん」


Al「キモっ・・・・。眼鏡要らないからやっぱいいや」


Mg「・・・・。」


Al「・・・・。」


Mg「くそう!!」

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