まるで成長していない……(妖怪大戦争ガーディアンズ)

 8月24日に観賞しました。


 その時のツイートは画像貼り付けただけで、全く感想を述べてません。


 何というか、そのぉ、いや、はっきり言います。



 これは2021年最低映画です!!!


 10点満点で3点ぐらい。ホントに酷かった。


 前作の妖怪大戦争よりも劣化してるんじゃないかというクソっぷりでした。まぁ、前作は終わりが酷かったけど、今作はちゃんと終わってたことだけ評価できますね。





※※※ここからネタバレ




 土に閉じ込められたアンモナイトなどの古代の海の生物の化石の怨念が溜まって、妖怪獣と化します。その妖怪獣のうめき顔が野獣先輩(※検索注意!)に似てて、ちょっと笑えました。


 妖怪たちは、妖怪獣を倒すために、大魔神を起こすことを決意。その大魔神を起こすには、渡辺綱の子孫が必要らしいです。


 その白羽の矢に立ったのは、寺田心君演じる渡辺けい。このケイがホンマにクソガキ……。あまりの貧弱な男の見本ぶりに妖怪たちはガックリ。


 そこで弟の渡辺だいが現れ、妖怪に物おじしない姿勢に好感を持ち、ダイを代役にすることに。


 だが、大魔神を起こす人は命を落とすと知ったケイは、ダイを助けに行きます。


 キツネさんのもふもふ形態や骨の龍やあまのじゃくなど色んな妖怪が現れてる中盤はまぁまぁ面白かった。


 ダイが大魔神を起こして、妖怪獣とバトル! ダイ死んでへんやん。


 バトルで倒すと思いきや、妖怪獣を謎の歌で鎮めるという奇妙な展開に。何だ、これは、俺はミュージカルを見てるのか?


 あれだけ海に帰りたい(ゲノセクトかな?)と言っていた妖怪獣は土に還っていきましたとさ。めでたしめでたし。


 いや、大魔神の怒りが収まってなくて、再びパニックに。でも、大丈夫。ダイとケイの必死の説得で、大魔神は埴輪になり、風になっていきました。




 妖怪大戦争と銘打つも、妖怪同士や人間VS妖怪の戦争ではなく、何か茶番劇を見せられた感じですわ。


 エンディングは100ワニにも関わったいきものがかり。♫ええじゃないかブンブンブン


 いや、ダメでしょ。


 日本のアニメ映画めっちゃ頑張ってるんだし、日本の実写映画もっと頑張れよ。


 予算が足りない?


 工夫次第で「カメラを止めるな」のような怪作が生まれてるじゃないか。



 もっと熱くなれよ!!!!!

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