スピード感がたまらないハイテンションムービー(ソニック・ザ・ムービー))
6月27日に観賞
↓観賞直後のツイート(@shtakasugi)
ソニック・ザ・ムービーめっちゃ面白かった。
ソニックがDIOのザ・ワールド風に色々やるシーンと1人ベースボールのシーン好き。
ラストはケモナー歓喜🦊
評価9
本当に当初のPVの不気味の谷ソニックじゃなくて良かったですね。実写キャッツのレビューでも言ったけど、人間に寄せるの良くない、悪い文化。
最初は劣化名探偵ピカチュウかと思っていたら、最初から最後までハイテンションで駆け抜けて、とても面白かった。ヤバイ。語彙力喪失
俺ソニックちゃんだよー、みんな見てねー!
※ここからネタバレ
いきなりソニックが宿敵ロボトニックに追われているシーンから。
ソニックが何でこうなったのか説明するねと第四の壁を早口で破って、時間が巻き戻る。デッドプールリスペクトかな?
幼少期ソニックかわええなぁ。育て親のフクロウおばさんはチョイ役にするには、実に惜しい。原作にはいないそうですね、このおばさん。じゃあ、再登場は絶望的か……。
敵に姿を知られないよう、1人ぼっちで生きるソニック。1人でピッチャーやバッター、外野手をこなすシーンは涙。気持ちが昂った高速ベースランニングで電気を大放出し、近所が大停電になってしまう。あら大変。
ここで出てくるのが、髪がふさふさの頃のエッグマン(ロボトニック)。自分以外の人間を見下す喋りのCV山寺宏一、クセの強いジェスチャーの怪演のジム・キャリーは、さすがやでぇ。
このロボトニックに追われる中で出会ったのは、トム。小屋で出会って大声上げるシーンは名探偵ピカチュウかな?
ここから地球人のトムと世界最速のハリネズミ・ソニックの愉快な逃避行は始まる!
ならず者たちが集まる店で大騒動起こした時、ソニックが時が止まったような瞬間にイタズラするのは、ジョジョ3部のDIOを思い出す。裏切った部下を輪切り、猫の首を飛ばすなどの悪意じみたDIOと違い、ソニックはトイレットペーパーのグルグル巻きやクマのかぶりものを付けさせるなどの子どもじみたイタズラやって可愛い。
今作品のソニックは、ぼっちから色んなことが話せる友人が出来たばかりで、幼いイメージ。だからこそ、吹き替え声優を若手の中川大志さんにしたのは当たりだと思う。ハイテンションの早口の演技が自然で、いいよー。
その後、ロボトニックのビックリドッキリメカを倒すも、爆弾で重傷を負ったソニック。そのソニックを助けたのが妻のマティ。黒人のマティは唯一のポリコレ要素? まぁ、あんま出番ないから、無理に出してる違和感なかったけど。
ここで、妻の獣医の設定が活かされる。伏線回収フー!! まぁ、ソニックならすぐに回復できただろうけど。
あー、なるほど。マティのめいからもらった靴が、ソニックのレギュラーシューズになるのか。こういうアイテムゲットの話作ってくれるのステキね。
回復したソニックは違う惑星に行けるリングを回収しに、高層ビルの屋上へ。ここでロボトニックが大量の爆弾を発射。その爆弾軍団をザ・ワールドならぬ超高速でつぶすシーンはリズミカルで最高。
ソニックが世界中に移動して逃げ回るシーンは、高速ホール・ニュー・ワールドでいいですよー(実写アラジンの劣化を忘れさせるクオリティ)
ラスト!
ソニックが逃げ回るのをやめて、ロボトニックと直接対決!
ここでトムとソニックが協力して、ロボトニックをキノコだらけの惑星へ飛ばすシーンは激アツですわ。正にバディ物の真骨頂。
しかし、ロボトニックはソニックの毛のエネルギーを入手していたので、IQ300の頭脳を使って地球へ帰還できるフラグが立った模様。次回も暗躍しそうですね。
真のラストシーンでは、もふもふテイルス君が登場。うおおおおおお! かわいいいいいいいいいい!
もし、テイルス君も不気味の谷フェイスになっていたと思うと、ぞっとするわー。デザイン修正してくれて、ありがとー!
何かテンションアゲアゲで、レビューが過去最長だけど、とにかくここまで読んだ方は是非見に行ってください。
全米では名探偵ピカチュウより大ヒットして続編確定ですが、日本ではジブリ三銃士とランボーに負けて興行収入的に大ピンチ。ヒックとドラゴンみたいに続編はDVDだけなんて嫌だよー!
それにしても、この前見たドクター・ドリトルは生き物を馬鹿にしたマッドフライが敗北し、この作品では自分以外を馬鹿にしたロボトニックが敗北。
やはり、他人を馬鹿にしてはいけないということですね?
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