12月8日に観賞

↓観賞直後のツイート（＠shtakasugi）

魔女がいっぱい

・お菓子、好きかい？

・感動のラストにTFクラスタが獣化不可避

・ネズミ化したら食べれない物が出来たり、四足歩行が速かったりするのステキ

・TFシーケンスがもう少し細かったら10点満点だった(9点)

　コロナ禍でも延期せず、原作通りの醜悪な魔女の描写、元人間味あふれるネズミの表現で、ワーナーさん＆スタッフの皆さんありがとーの気持ちがいっぱい！

　それにしても、今年は人間が動物になるTF映画多いですね。ブラック・シープ、泣きたい私は猫をかぶる、劇場版BEM、ウルフウォーカーなどなど。まだ見てないですが、今年から日本公開のキャプテン・プードルやアニマル・クラッカーズもTFモノです。

　世は正に大獣化時代？？？

※ここからネタバレ

　冒頭から、魔女の知識をスライドで子ども達に教えるおじいちゃんの声が聞こえてきます。これは年老いた主人公かなと推理。

　主人公の少年はいきなり両親を亡くし、さらに魔女に狙われるという不運ぶり。さらに逃げた先のホテルでネズミに変えられるという悲劇。

　しかし、主人公はそれにめげず、元デブ男子のネズミと元女子のネズミと協力して、魔女を倒す計画を練り、実行していきます。

　予告のデブ男子がネズミになるTFシーンがあっさりしてましたが、主人公のネズミTFは顔がブルブル震えてネズミ顔になって、とても良かったです。はい。

　あと、おばあちゃんの回想で、幼なじみの女の子のニワトリTFシーンはグロ度があって、中々のモノです。

　終盤の魔女たちの集団ネズミTFは発射ぁで省略されて残念でしたが、変身後に人間を襲う凶暴さや慌てる人々はいい感じですね。

　ラスボスの大魔女のネズミTFは、今までの悪行がスカッとして最高です。主人公ズのネズミより大きくて狂暴ですが、おばあちゃんから見ればイタチ大で、あっさり瓶に入れられるの可愛かったです。

　問題は、ラスト！

　前回の映画では、主人公たちは人間に戻ります。原作の方はネズミのまま、おばあちゃんとともに生きることになります。

　今回の映画は――。

　ネズミのままです！

　元に戻れなくて悔しい。だが、それでいい！！

　ネズミになったことを運命と受け入れる主人公。カッコいい、ヒューヒュー！

　ネズミ人間の寿命は10年ぐらいとおばあちゃんに言われても、おばあちゃんと一緒に死ねるからいいと言えるの凄い！（これは原作通り）

　寿命短くなってかわいそうと思ったけど、10年間ずっと日曜日なんですよね、元人間ネズミ達。

　大人の年間休日120日と仮定したら、彼らは大人の休日30年分を満喫することに。映画ではおもちゃのジェットコースターで遊んだり、世界旅行したり、うらやまぁ！！

　ラストで、子ども達に魔女の怖さとネズミニナールでやっつけろと力説したのは、年老いたネズミの主人公と判明。元に戻ってないだけに説得力ありますよね。

　いいネズミ余生を送ってて良かった。拍手！！

　いつもの年なら、この映画がナンバーワンだよ！！　

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