怪奇!猫人間が銀幕にやって来る(実写キャッツ)
1月27日に観賞
↓観賞直後のツイート(@shtakasugi)
猫人間の造形は、四つ耳じゃない点を評価したいです。
例の生物はテラフォーマーズよりグロくなかったと思います。
歌う踊るのワンパターンなので、途中で寝てしまいました。
メモリーおばさん猫の歌唱シーンは良かったです。
随所に光る点があったので、評価は4とさせていただきます。
※ここからネタバレ
不気味の谷現象
ヒューマノイドの姿やしぐさをどんどん人間に似せていく場合、ある程度までは親近感が増すが、人間にかなり近づいたところで急に不気味さや嫌悪感が出てくる。この現象を森政弘・東工大名誉教授らが「不気味の谷」と名付けた。この谷を越えて人間に似せていくと、今度は急速に親近感が増す。「思考中に視線をそらす」といったヒトにとって当たり前のしぐさの有無が、非常に大きな要素だという。
(築地達郎 龍谷大学准教授 / 2007年)
何故、これを引用したのか。実写キャッツの画像を散々見た方ならおわかりですね?
とにかく、顔と体型が人間、それ以外がネコという造形がかわいくニャイ!!
実写ソニックがあのキチ顔のまま実写化されてたら、キャッツ同様に大爆死していたでしょう。せめてマズル(動物特有の口鼻)が生えていれば……。
でも、安心して下さい。
実写キャッツの猫人間は、ずっと見てると慣れてきます。体はやたらネコでエロチックなのに、顔がのっぺり人間で全く萌えないけど、吐き気を催すほどじゃないよ。
心配して下さい。
擬人化されたGが、開始20分後には出現します。しかも食われます。かぁっ! 気持ちわりっ、やだおめー。
ネズミに歌わせるのはわかりますが(子どもが演じていてカワイイ)、Gに歌わせるのはどうなんだ。これはR15にすべきでしょ! ボ卿がかわいそうだ!
肝心の内容は、愉快なネコの自己紹介ソングが流れて、そのネコが悪いネコに魔法で消されて、また新たな愉快なネコの自己紹介が流れるという繰り返しです。
はっきり言います。ヤマがなさすぎて眠くなる、実際に寝た。
音楽のクオリティーは高いのに、それを引っ張る造形と脚本の悪さ。
製作サイドが頑張ろうとしてるのはわかるんだけど、努力の方向性を明後日の方に向けちゃったかなーって感じ。
去年の実写ライオンキングみたいに、リアル猫でやってくれたら……。
逆に、俳優の顔を活かしたいなら、猫のコスプレでも良かったのに……。
この映画以降、実写映画のケモ度が高くなるなら幸いなんですがね。
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