パーティー作りは計画的に!(劇場版ゴブリンスレイヤー)
2月1日に観賞
↓観賞直後のツイート(@shtakasugi)
寒さに弱い蜥蜴僧侶がとにかく可愛い❣️
ゴブリンの残虐行為の描写は、ボ卿や猫人間ミュージカルよりマシに思える(感覚麻痺)。
やってることはTVアニメ版とあまり変わらないし、バトルシーンも迫力に欠けたので、評価は5だな。
※ここからネタバレ
今回新たに出てきたのは令嬢剣士。
狭い世界に飽き飽きしてパーティーを組んで冒険したところ、ゴブリン達に襲われて凌辱されちゃうという……。
今回の映画では、そんなかわいそうな令嬢剣士と主人公ゴブリンスレイヤーのパーティーの対比が上手く描かれてますね。
令嬢剣士のパーティーは、令嬢剣士の命令が全てのワンマンチーム。ゴブリン退治に兵糧攻めをするぞと言えば、他のメンバーもそれに従う。でも、表向きは作戦に従っていたけど、内心は疑いを持っている。自分達の食糧が少なくなると、お前が言ったんだから責任取れよと令嬢剣士を責める。映画冒頭ではさすが令嬢剣士と褒めたたえていただけに、この落差は大きい。特に、森人(エルフ)が口をパクパクして睨むシーンは圧巻ですね。
それで、令嬢剣士が食糧を取りにいった後、ゴブリン達に襲撃されて……。令嬢剣士以外全員死亡というバッドエンドに……。
一方、ゴブリンスレイヤーのパーティーは、一見するとまとまりがないように見える。ゴブリン絶対殺すマンのゴブリンスレイヤー、優しい性格の女神官、おてんばな妖精弓手(エルフ)、お酒大好き鉱人道士(ドワーフ)、丁寧なふるまいの蜥蜴僧侶(リザードマン)。
でも、戦いの様子を見ると、かなりバランスの取れたパーティーなのです。ゴブリン殺しの知識とラスボスとの接近戦に強いゴブスレ、回復と防御の女神官、長距離攻撃の妖精弓手、広範囲攻撃の鉱人道士、探索アイテム持ちの蜥蜴僧侶。1人だと少し心もとないが、皆が集まれば、ゴブリン退治最強パーティーに! 今回も安定感ある戦いぶりを見せてくれましたね。
令嬢剣士の場合、電撃の広範囲攻撃と剣術に長けて、さらに作戦も立てられる頭脳があったため、ワンマンにならざるを得なかったんですよ。さらに貴族のプライドが邪魔して、他のメンバーと相談も上手くできなかった。それがパーティー全滅につながっちゃったんですね。
ストーリーに話を戻すと、令嬢剣士はゴブスレ達のパーティーに参加して、ゴブリンへの復讐戦に挑みます。ゴブリンを惨殺したり、ゴブリン凌辱の呪い(トラウマ)で大声を上げたり、色々と失敗します。しかし、ゴブスレの言葉や女神官の優しい気づかいに救われて、自分の役割を全うします。
ゴブリン達との戦いが終わった時に、令嬢剣士が笑顔を見せます。奪われた剣を取り戻せた喜びと、個性豊かな人たちとパーティーを組めたことの満足感から来るものかもしれません。
教訓:パーティーを作る時は自分のイエスマンで固めないこと! 皆で協力して目標に向かおう! トラブルが起きても柔軟に対応し、誰かに責任を押し付けない。
今回は雪山が舞台なので、蜥蜴僧侶にはちときつかったようで。後半は女神官と妖精弓手に温めてもらうというお荷物状態に。ゴツい見た目で震えるところは正にギャップ萌え! 甘露かな!
あと、妖精弓手が左足を負傷したシーンで興奮した人も多いはず。矢尻をえぐり出すシーンは、円盤では無修正なんですかね? 絶対、あの子失禁してるわ。
うーん、それにしても、上映時間60分はOVAとして長すぎるから、劇場版にしたんだろうけど……。映画にした意味があるかどうか微妙なところ。
作画が神ってるメイアビを観た後だから、もう少し映画映えする作画にしてほしかった。
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