この物語の主役じゃない(弱虫ペダル実写)
8月14日に観賞
↓観賞直後のツイート(@shtakasugi)
それぞれのキャラが役割果たしていて良かった
小野田坂道役の永瀬廉のヲタっぷりも合ってた
7点
弱虫ペダルは結構気になってたけど、中々触れる機会がなくて、この実写映画が初めてになりました。ジャニーズ映画は当たり外れが阪神タイガースの助っ人外国人レベルですが、この映画は当たりでしたね。安心して見て下さい。
※ここからネタバレ
アニヲタの小野田坂道がママチャリで山の坂道を登っていたら、同学年の今泉君に勝負挑まれて、コテコテ関西人の鳴子君と付き合う内に自転車が楽しくなり、自転車競技部に入部し、個性豊かな先輩達と一緒にインターハイ予選に出て、活躍するまでを描いています。
弱々しいメガネキャラと永瀬廉さんの相性がピッタリで、全然気にならなかったですね。劇中のアニソンを下手クソに口ずさんでて草。
鳴子君の関西弁はわざとらしいなと思ったら、演者の坂東 龍汰さんはニューヨーク生まれの北海道出身なんですね。そりゃあきまへんわ。
インターハイ予選で今泉君を1位にするために、鳴子君が風よけになったり、小野田君が峠で引っ張ったりするのは激アツでした。トラウマを払拭して1番初めにゴールする今泉君はマジ主人公。
でも、普通のスポーツ漫画ならイロモノキャラになりがちな性格の小野田君を主役にもってきてるところが、根強い人気を誇っているワケなんですね。
全体的に良い映画でしたが、いくつか問題点が。
素人の小野田君が入部してインターハイ予選出場までが早すぎます。映画の尺の都合で仕方ないですね。もう少し特訓シーンが見たかった。
あと、自転車競技ならではの専門用語が出てきて、ちょっと観客に不親切。
ところで、私が見に行った上映回のほとんどが女性で、ジャニーズ人気の凄さを実感。最初はBLなのかと思ったんですが、手をつないで赤面したり、男同士でキスしたりする描写がなくて安心した(何を想像してるんだ……)。
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