西洋魔導研究会

　親を亡くした男子高校生、矢淵准。
　彼は幼馴染と支え合うことでなんとか腐らず生きていた。
　そこに一人の女子が問いかける。
「矢渕さん、その幼馴染はどんな顔でした？」
「ああ、それはですね……」
　と言いかけて、彼は首をひねった。
「あれ？」
　単純な質問が、彼の世界のペンキをこそいだ。



「どうしてこんな事件が起こっているってわかったんですか？」
　薬莢散らばる部屋で、矢淵が聞く。すると彼女は、にこりと笑って銃を収めた。
「私達は魔女ですもの。同じ魔女が起こした事件ならわかりますわ」

　3人の魔女が事件を解決していくアクションサスペンス！



連作短編形式です。１話大体２万文字ほどで終わりますのでさっくりお読みいただけるかと思います。
投稿は複数日にわけさせていただきます。
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