12/20 世にも奇妙なファンはいますか?

「世にも奇妙な物語」は1990から1992年と三期に渡ってテレビ放映されていました。今でも特別編として、スペシャルが組まれているのはご存知の方も多いと思います。この「世にも奇妙な物語」、今でも根強いファンは多いようで、何を隠そう自分もその一人です。


 自分にとって創作の原点というか、ストーリーを考える際の根底を成していると思います。あの時感じた恐怖、ミステリー、感動、これらがあの頃の記憶に刻み込まれ、いつか自分もこんな作品を作りたい、そんな思いが今の創作意欲を駆り立てています。

 もし「世にも」ファンに、今までのストーリーで何が面白かったですか? というテーマを投げかければ、ファンの中ではかなり盛り上がるかもしれません。ちなみに自分が一番印象に残っているのは「峠の茶屋」です。(内容については後述)

 いつかこうやってカクヨムで色々作品を公開していたら、やがて自分にも声がかかって、自分の作ったストーリーが「世にも」で採用されないかな、なんて夢を今でも見ています。


 いや待てよ、採用してもらえないなら、もう自分で作ってしまったらどうだろうか? カクヨムはそんな自分に夢を与えてくれる場所ではないのか?


 ということで、勝手に企画を作りました!!


★☆世にも木沢な物語・クリスマスSP☆★


 と題して、ショートショート3部作を公開いたします。

 たしか「世にも奇妙な物語」って1時間番組で3ストーリーで構成されていた気がします。そしてその内容も偏らないように組み合わされていたはずです。


 「必ず最後は感動だよね」と兄に言われ、初めてその「構成」に気づいたのを覚えています。とすると、一作目はつかみやすい話が良いでしょう、二作目は少し変化球、最後は感動で締めくくる、よしこれでいこう。

 ラストはクリスマスイブに公開し、クリスマスに少しちなんだ話にしてしたらどうだろうか、と勝手に盛り上がってきました。


 ということで、12月22日、23日、24日 それぞれ20時にすぐ読める短いお話を公開いたします。

「3夜連続」という憧れのフレーズを敢えて使わせていただきます!


 是非お気軽に立ち寄っていただければと思います。


※峠の茶屋(ネタバレ注意)

 今や何故かYouTubeで見られてしまうこのご時世。峠の茶屋から抜け出せなくなってしまった主人公。やっとのことで脱出方法を入手し、死に物狂いで逃げ出す。その先に待っていたものは? このお話、誰も死なないんですよね、でも死よりもっと怖い現象が待っています。そしてストーリーの原点、謎、オチ、追い込み、救済、と思わせて最後に落とす——見事です。

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