9/13 売れる作品とは? とある番組から見えたヒント

 最近「妖怪シェアハウス」を録画して観るようになりました。最初の方を観ていないので、正直どうしてこんなことになったのか分からないまま観ています。

 ところが、それでも面白い! 

 そもそもコメディタッチの番組が元から好きだったのはありますが、この番組を見ていて気付いたことがあります。これはひょっとしたら、今もカクヨムで書きながら公募されているからへの重要なヒントになるかもしれないと思い、ここに書き記す次第です。


 妖怪、という言葉は私たちは馴染みはあります。でも詳しいことは知りません。ただの妖怪ドラマなら視聴率は低いでしょう。でもこの妖怪シェアハウスの面白いところは、この「妖怪」という存在と本当のエピソードを交え現代とミックス、カッコよくいえば「ハイブリッド」してしまっているところにあると言えるでしょう。

 現代の結婚詐欺、恋愛、SNS様々なテーマ、社会問題を妖怪エピソードを交えて解決していく、という流れは新鮮で面白いです。正直言うとストーリーの流れははっとさせられることもなく、お決まりな流れなんですが、どうしてでしょうか、観ていて面白いんです。


 これを応用してみましょう。

 例えば、誰しも自分の趣味はあると思います。そして他の人はあまり興味がないものかも、いやその方がいいでしょう。

 それをそのまま作品にしても面白く無いかもしれません。ですが、それを身近な問題とミックスさせることにより、新鮮味が増し、かつうんちく的要素にもなり、面白い作品が出来上がるのではないでしょうか。

 例えば世界の珍しい料理に詳しい人なら、様々な問題を料理で解決する、偉い人の好き嫌いが激しい人に、海外の珍しい材料を使って乗り越える、愛する人を失った人が、思い出の料理の味を珍しい材料を使って再現してあげる、などなど。

 他にも車に詳しい人はいますが、タイヤに詳しい人もいるようです。いえ、車にはそんなに興味はないのに、タイヤにだけです。そういった方も、うまく現代社会の問題点とタイヤの知識を絡めることができれば面白いのができるのでは無いでしょうか。

 何か無いかな……なんてことを考えてみた日曜の夕方でした。

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