8/10 このモデルとなった画期的なエッセイ

 実はこういった形のエッセイを作りたいと思ったモデルがあります。

 それはいつも大変お世話になっている牧野 麻也様

https://kakuyomu.jp/users/kayazou

 のちょうど一年前公開されていたエッセイ

「サイバーセキュリティと私」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885558651

 です。


 このエッセイ、かなり多くの注目を集めたのです。

 まずテーマが面白い。昨年の夏締め切りだった「サイバーセキュリティコンテスト」にチャレンジする牧野様がそのチャレンジの様子をストーリーの構成から、説明会に行って来た内容までリアルに実況中継されるという内容。そして徐々に出来上がっていく作品の様子を直に知ることができるという、まるで近くで見ているような貴重な擬似体験ができるのです。

 実際のテレビ番組でもこのようなリアルな実況中継というのは人の興味をひくものですよね。


 しかし、このエッセイのすごいところはそれだけではありません。

 このエッセイに集まってくるユーザーの方々もなかなかのツワモノなのです。このサイバーセキュリティコンテストに対する考察、こういった内容が求められているのでは、というものから、小説構成のテクニックなど、なかなかの熱い議論が交わされました。それを読みにまたユーザーが集まる、といういい循環が生まれました。


 まだまだあります。

 何よりも作者の牧野さまのスコッピングにあると思います。

 本人様は謙遜されていらっしゃいますが、明らかにブラック社畜を乗り越え、ホワイトに転生されていらっしゃるのか、このエッセイにコメントされた方の作品をしっかり読みにいくのです。そしてさりげなく紹介されるのです。

 このスコッパー精神が、さらにフォロワーを集めることとなりました。


 ただでさえ横のつながりが少ない、というか点と点でしかないカクヨムという世界での私たちユーザー同士。少しでも繋がるためにはこのスコッパー精神が大事なのです。

 私自身もKACでは「KACを振り返り! あなたの作品も登場するかも?」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889087668

 で、振り返りつつ、おすすめ作品を載せる、というのをやりました。そういう作品に興味を持ってフォローしてくださる方がいらっしゃったように思います。


 興味を引くために意図的にやっているのか!? と考えてしまうと嫌がられそうですが、自分が良いと思った作品を紹介する機会は多い方がいいですし、そういう意味ではお互いのためになると思います。


 牧野様は今年も「オーバー30歳主人公コンテスト」に立ち向かうエッセイを書かれており、それがこれです。

「底辺ITエンジニアの底辺人生のアレとコレとソレ」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889599589

どんな展開が待っているのか、楽しみです。



 最近、大きな衝撃を受ける事件がありました。

 その思いを小説にぶつけることにしました。

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