　この前テレビで人気作家ベスト２０を当てるというクイズをやっていました。浅田次郎さんや、東野圭吾さん。山崎豊子さんなど名だたる有名作家の方がずらりと並んでしいました。

　しかし恥ずかしながら、「小説は懐中電灯。」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887024909の冒頭で書いたことは本当で、ここ数年に至るまで、実は私はあまり活字の小説をがっつり読んだことがありません。

　やはり小説書く以上は有名作家の作品は目を通さなきゃな、ということで湊かなえさんの「Nのために」を買いました。これはドラマ化もされているのでご存知の方は多いのでは無いでしょうか。

　そもそもこの小説を買おうと思ったのは、ドラマがきっかけでした。

　私自身はこのドラマは観ていないのですが結局「Nって何だったんだろう？」と思ってググってみますと、湊かなえさん原作ということをそこで知ったのです。湊かなえさんといえば本屋さんで沢山見かける方！　まずはここから攻めてみよう、と思ったのがきっかけでした。

　それがこんなことになるなんて……。

　読み始めてからもう止まらない。

　ここまでノンストップで読み続けたのはいつぶりだろうかというくらいのめり込んでしまいました。

——これがプロか——

　と思わず舌を巻いてしまいました。

　どうすればこんなに面白い話が書けるのか、是非とも食らいついてみたいものです。

　この作品、複数の視点から真実にたどり着く、というミステリー（まだ読み終わって無いですが）に分類されると思いますが、このタイプ、かなり小説というジャンルが得意とする分野ですよね。私が知る限りでは、暗黒女子（DVDでしか観ていませんが）なども似たカテゴリーではないでしょうか、かなり面白かったです。

　そしてさらに遡るとやはり芥川龍之介の「藪の中」に辿り着きます。

　やはりどの作品も面白い。

　カクヨムユーザーであればやはり目標とする、もしくはお気に入りの作家、もしくはスタイルをお持ちなのでしょうか？

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