概要
お笑いのネタが現実になったら笑えるか? 笑えないだろ
平凡でどこにでもいる男子中学三年生の俺・楠木(クラスメイト「どう見ても美少女のお前のどこが平凡だ?」俺「その一言は許さん!」)は友達から、自作のボケを送り合うスマホアプリ「bocket」を勧められた。ユーザ登録直後、「bocket」はとんでもない呪いのアプリに変貌。校内で生徒が互いをいじめる中、俺たちは全く仲間はずれの弱小グループになってしまった。
そんなとき、綺麗だけれど心が死んでる佐倉さんが「bocket」の脅威から守ってほしいと言ってきた。
どうして俺?
というか、俺は女の子を守りきれるのか?
(注意:二年前に他媒体で発表した作品を再構成して掲載しています。作中の日付は掲載日より過去ですが、修正せず掲載します)
そんなとき、綺麗だけれど心が死んでる佐倉さんが「bocket」の脅威から守ってほしいと言ってきた。
どうして俺?
というか、俺は女の子を守りきれるのか?
(注意:二年前に他媒体で発表した作品を再構成して掲載しています。作中の日付は掲載日より過去ですが、修正せず掲載します)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!笑うな、笑え、笑って、笑ってやる、笑う
この笑いから目を背けてはいけない。
本作は『笑い』を主軸に「笑いとはなにか?」を問うことをテーマにした作品だと理解しました。
笑いとはなにか? と聞かれても漠然としていますよね。
例え話を出します。
【例1】
お笑い芸人が熱湯風呂の上で「押すなよー、絶対押すなよー!」と言っているのに、押されてしまって熱湯風呂に落ちる。
のたうち回り熱がる芸人。
これはおもしろいですか? 笑えますか?
私は笑います。
では、こちらはどうでしょう?
【例2】
幼児は熱湯が入ったやかんを持つお母さんに「やめて! やめてよお母さん!」と言っているのに、頭からかけられてしまう。
のたうち回り熱がる幼児。
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