第41話 セックスレスになった原因

 釣った魚に餌はやらない


 かの如く、セックスの仕方が変わる男ってどうなんでしょうね。


 上手いとか下手とかは退けておいて、恋人同士の時にはお互いをとても大切にし合えていたと思います。

  

 今思うと結婚するために夫はかなり頑張っていたのでしょう。


 はっきり言います。


 結婚した途端、前戯が無くなりました。


 モテ過ぎたせいでセックスとは女が男に奉仕するのが当たり前だったのもあるかもしれません。


 その上、夫は基本的に文句を言うような女性とは付き合って来なかったと思います。


 下手くそながらもあった前戯が手抜きになっていき、自分さえ気持ち良ければいいというセックスになっていきました。


 私は奉仕だけをするのは嫌なのでだんだんと煩わしくなってしまいました。


 それでも嫌われてはいけない、機嫌を損ねてはいけないと思ううちは愛があったのでしょう。


 もともと夫は付き合っている時からセックスはあまり好きじゃないとは言っていました。


 結婚するまでは会えばしていたのに、結婚したら月一ぐらいがいいと言い始め、それすら手抜きなものでした。


≪勘違い≫

①女性は入れられると感じる。

②入れらてから時間が長いと女性は喜ぶ。(遅漏の言い訳と付き合った女のヨイショ)


③最終的に入れば気持ちいいのだから前戯は要らない。


 自分が気持ち良くなるために毎日寝る時に持ってくれと言い、大きくなったらそのまま入れようとする。(天国か?)


 月一でも嫌ですね。


 ところが、初めのうちはそれでも何も無いよりはマシだと思っていたんですよ。


 子どもが産まれると寝室が別々になって、そのままセックスレスになりました。


 それでも半年に一度は私から誘っていました。

 完全にセックスレスが決定的になった一言が二つ‥二言ですかね?


 オーラルセックスは自分がされても自分はしない。一度お願いしたら「嫌だ!」と一言で断られました。


 40代の時に友人がセックスレスで悩んでいたので自分達のことも考えて欲しくて夫に相談してみました。


 その時、「もう歳だからしなくていいんじゃないの?」

 これもガッカリしました。


 年取ってもセックス出来る関係、出来なくても抱き合って眠れるような関係を夢見ていましたから。


 こればかりは、いくら夫を育てていても難しいですね。

 そこには愛が必要ですし。


 今更、説教して謝ってもらってもいたしたくないことですから。


 夫が一度だけ、5年くらいレスの後にしたそうなそぶりを見せたことがありましたが、面倒くさくて嫌そうなそぶりをしてかわしました。

 多分、布団の中以外で夫から誘ってきたのは結婚して始めてだったと思いますが、時すでに遅しですね。夫的にはかなり勇気を出していたと思います。


 子どもたちが小学生くらいの頃は、

「パパとママはラブラブだよね。」

と言って喜んでいました。


 その頃は、まだ私がすべてを我慢していたので夫の機嫌も良く、愛する夫を献身的に世話をするママを見てラブラブに見えたのでしょう。


 もし、私が夫にきちんと言いたいことが言えるようになれていなかったら、すべてを捨てて離婚しただろうなと思うこともあります。


 今の夫なら、セックスについても夫の独りよがりだったことについてちゃんと話せばわかってくれる気がします。

 こればかりは話しませんけど。


 昨日の土曜日、私は朝から忙しい日です。

 夫はお昼にスパゲティの準備をしていました。晩ご飯も半分くらいは作りました。

 お願いしなくても出来るようになってきました。(なんで私がお願いしなくちゃならないのかわかりませんけどね。)

  

 さて、いかがでしたでしょうか?

 夫はこんなことを知らないうちに書かれて復讐されているなんて思いもしないでしょうよ。



 この復讐に最後まで付き合って読んでくださってありがとうございました。

 ほぼ実話ですが、記憶が曖昧でだいぶ適当に書いております。

 こんなことを書いて喜んでいる私はどうかしていると思いますが、ここに書くと言う目的がある間は夫育ても悪くない気がしていましたよ。


 バーバラ家の内情はくれぐれも他へ漏らさないようにお願いいたしますね。


 それでは、またお会いしましょう!

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「糞みたいな夫」と暮らしながらその夫を育てる人生の愚痴 バーバラ・C @babarara

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