概要
その奇祭は、人知れず貴方を蝕んでいく
あなたは大学の友人──山儀晶から一束の原稿を届けられる。
原稿には、怪異に行き逢うたと語る山儀が夏に帰郷した村──彌子村で行われる奇怪な節句行事『首つり雛』の内容とその夜を皮切りに起きた怪異の様子が克明に記されていた。
鳥居に首を括られた人形、アマゴサマ、禁足地、一死一踪の法則・・・・・・。
その全てが繫がったとき、あなたは新たな怪異の一端を知ることになる。
原稿には、怪異に行き逢うたと語る山儀が夏に帰郷した村──彌子村で行われる奇怪な節句行事『首つり雛』の内容とその夜を皮切りに起きた怪異の様子が克明に記されていた。
鳥居に首を括られた人形、アマゴサマ、禁足地、一死一踪の法則・・・・・・。
その全てが繫がったとき、あなたは新たな怪異の一端を知ることになる。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この結末を予測出来るか。閉じた村の奇祭に起きるは、大番狂わせの怪異譚!
怪異に行き遭ったという手紙から始まる本作の舞台は、ある山間の村だ。そこへ親にせっつかれ帰省した手紙の主は、久し振りの故郷を懐かしむ暇も無く、ある奇祭に参加させられる。その奇祭の名は、本作のタイトルでもある「首吊り雛」。
名前の通り悍ましいこの因習に手紙の主は、怯えながらも役目を全うしようとするのだが……。そこで、怪異と行き遭ったという。
その先で綴られるのは、身の毛もよだつような村での体験と、奇妙な事件の数々。命辛々村から逃げ出した手紙の主は、ある人物に助けを求めてこの手紙を投函している。
その人物に求めるものは、「助けてくれ」の一つだけ。今にも命が潰えてしまいそうな手紙の主に…続きを読む