第35話ニホンオオカミ

市場に戻り、僕はホテルに帰る事を彼女立ちに伝えた。


「今日はありがとう!おかげでPPPと写真が撮れたわ!」

「チョコレートありがとねーまた頂戴よ」

「そんなーお土産代が減っちゃいますよー」

「うそうそ、冗談よ」

「何だ…良かった」

「じゃあね」

「帰る時教えてねー!」

「はーい!」


〜ホテルにて〜


「あー疲れた…夕食食べたし市場に行くか…」


そう言って市場に向かった


「明日で帰るから、お土産買っとかないと」


買うものはじゃぱりまん、フレンズのぬいぐるみと…え!?サンドスター!?


「な、何でサンドスターが…」

「それはサンドスター型の金平糖です」

「何だ…」


えっとアルバム、ワサビ茶漬けあるけどジョフちゃんに会えるかな


「さて、帰るか」

「アリちゃん!」


ガシッ!


「え!?誰ですか貴方!?」

「あ…ごめんなさい間違えちゃった…雰囲気が似てたから…」


目に光がないな、絶滅したフレンズか


「ところで貴方は誰ですか」

「私はニホンオオカミ!」

「ニホンオオカミ!?」


ニホンオオカミってかつて日本に居た狼だろ!?何で居るんだ!


「あのーアリって誰ですか」

「私と良く遊んでくれた…その…探してる人」

「何でここに居るの?フレンズはあんまりここには居ないよ」

「もしかしたらアリちゃんが居るかもしれないから」

「へー」

「どこいっちゃったんだろう…」


ARIってローマ字で読むとアリになるな、フレンズを愛してるってのも


「良かったら話し聞くよ」

「じゃあ長い話聞いてくれる」


話は始まった

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